2014年9月14日日曜日

MacでRaspbianの起動SDカードを作る

Raspberry Pi B+の起動実験をしました。

Raspberry Pi B+は、これまでのRaspberry Pi Bと比べると、USBポートが2つから4つになったり、GPIOが増えたり、レイアウトが全く違うものと思えるくらいに変わっています。これだけ変わったのだから、Raspbianも専用のものを使うのだろうと思いましたが、どこを探してもそれらしきものがありません。ならば最新のものを使えば良いんだろうと考えて、最新のRaspbianのイメージをダウンロードしてSDカードへインストールすることにしました。

Macを使ったRPiの起動SDカードの作り方は、「RPi Easy SD Card Setup」のようなツールを使うと良いようです。しかし、今回はあえて「dd」コマンドでやってみました。(結果、あまりオススメできない気がしています)

まず、SDカードを用意します。今回は、8GBのものを用意しました。これを、Macに挿して、以前SDカードをコピーした時にやったのと同じようにダウンロードしておいたRaspbianのイメージを入れます。ポイントは、SDカードを「アンマウント(マウント解除)」すること。「diskutil umountDisk /dev/r(dfコマンドで確認したSDカードの場所)」でもできますが、今回は、「ディスクユーティリティ」を使ってやりました。マウントされているボリューム上(上がディスクドライブ、下がボリューム)で「control + クリック(右クリック)」すると、「…マウント解除」が選択できます。その後、ターミナルを開いて以下のコマンドでSDカードにRaspbianのイメージを書き込みます。
#dfコマンドではなく、ディスクユーティリティでディスクドライブを選択してから「ファイル」メニュー→「情報を見る」でも確認できます。

$ sudo dd bs=1m if=2014-06-20-wheezy-raspbian.img of=/dev/r(dfコマンドで確認したSDカードの場所)
→ SDカードの場所は、"disk2"のようにボリューム名付き”disk2s1”でないもの

これでRaspbianの起動ディスクが出来上がりました。これをRPi B+に挿して起動してみましたが、問題なく起動してくれました。「$ sudo update」を3〜4回やってUpdate作業をしました。起動テストはこれで終了。今まで使っていたRaspberry Pi Bも今回作ったSDカードから起動することができました。しかしこの過程で、メモリー256MBのものと512MBのもののうち、後から買った512MBのRPiが動かなくなっていることが判明しました。ちょっと残念な気分ですが、これからはB+をメインに使っていこうと思います。

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