2015年5月17日日曜日

Scratch 2.0(Web版)でフィジカル・コンピューティング

細々とScratchフィジカル・コンピューティングを小学生の学習に取り入れる研究をやってきましたが、これまではScratch 1.4を使うことを前提としていました。これは、極めて単純に、私が使い慣れている道具を使っていたに過ぎません。特に、これまでの実践の中で、Scratch 1.4のカスタマイズ方法を教えていただき、できあがったものを利用してフィジカル・コンピューティングの授業を行っていたため、簡単には移行することができなかったのです。

本年度、勤務校が変わってパソコンクラブを担当することになり、これまでとは違った形でフィジカル・コンピューティング環境の活用ができそうな状況になりました。ここで一念発起し、Web版のScratch 2.0でフィジカル・コンピューティングをやってみることにしました。

おなじみのPicoBoardWeDoをScratch 2.0で使えるようにするためには、プラグインを導入するらしいことはわかっていました。ラーニングシステムさんのサイトに、そのやり方が詳しく解説されています。さらに詳細はPDFとして公開されています。これらの情報を参考に、Scratch 2.0でPicoBoardやWeDoが使えるようにしようと考えました。

つまずきどころは、プラグインの導入までが少々わかりにくいところでした。その手順を簡単にまとめておきます。
  1. Scratch 2.0の画面の「スクリプト」タグ内の「その他」を選び、「拡張機能を追加」ボタンをクリックする。
  2. 「拡張ライブラリ(Extension Library)」の中から、「PicoBoard」と「LEGO WeDo」を選択して、「OK」ボタンをクリックする。
  3. プラグインがインストールされていないことを示すエラーダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じる。
  4. 画面右側にヒントウィンドウが表示され、デバイスプラグインをインストールする必要があることが”英語で"示されるので、使っている OS(Mac or Windows)に合わせてプラグインをダウンロードしてインストールする。
    (Linux用は、まだないみたい)
    →インストール方法は、各OSの作法に従ってください。
  5. ブラウザを一度終了させてから、再び起動するとプラグインが有効になる。この状態でScratchのサイトを開き、再び「その他」から「拡張機能を追加」でPicoBoardとWeDoのブロックを表示させると、インジケータが黄色になる。
ここまでの作業が終了したら、おもむろにPicoBoardやWeDoを挿すとインジケータが緑色になるので、接続されたことが確認できます。あとは、ブロックでプログラムを組み、利用するだけです。今回は、自宅のMacでやってみましたが、パソコンプラブで使えるようにするためには、Windowsを相手に台数分これをやる必要があります。

また、学校に導入されているタブレットPCは、Win 8.1で動いているため、このプラグインがIEでは動かない可能性もあります。だとすると、FirefoxChromeなどをインストールするところからやらなければならないかもしれません。
(そもそもインストール自体に制限がかかっているので、うまくいく保証は全くない)

これができなければ、1.4をUSBメモリから起動して使うか、カスタマイズした1.4の入った古いPC(Puppy Linuxで運用)を持ち込むか、別の方法を考えなければなりません。一筋縄ではいかないのが、いつも悩ましいところです。

2 件のコメント:

たかせひろゆき さんのコメント...

おひさしぶりです。スクラッチは、私の勤務校でもプログラミング学習に使いました。成果と課題については、現在検討中です。また情報交換できれば嬉しいです。

yossy さんのコメント...

コメントありがとうございます。諸々の事情があって細々と活動している状況ですが、この活動が徐々に広がっていくことを願っています。今後とも、よろしくお願いします。