2015年6月28日日曜日

NOOBSでRaspberry Piを動かす

今までRaspberry Pi(以下「RPi」と略記)を動かすためにRaspbianをSDカードに入れて使っていましたが、手順が面倒で、初心者にはあまりオススメできない状況にありました。そんな折、NOOBSを使うことが推奨されているという情報を耳にして、次回はこれを使おうと考えていました。

私が持っているRPiは、全部で4台。初代RPi Bが1台とRPi B+が2台、そして、RPi 2 Bが1台の合計4台です。これらの内、新しく買ったB+1台と2 BのSDカードが出来ていませんでした。初代からの使い回しも考えたのですが、うまく動かず、NOOBSを使って起動SDカードを作ることにしました。

参考にしたのは、「ScratchとRaspberry Piの遊び方」というサイトです。内容は、Winでのこととして書かれていますが、Macでも同じツールがあるので同じように作業ができます。こうして作った起動SDカードをRPi B+や2 Bに持っていったところ、無事にOSのインストールウィザードが表示されました。後は、案内に従ってインストール作業をするだけです。

インストールが終わると、raspi-configの画面が表示されるので、過去の経験に従って設定を行います。rebootしてから再びログインし、startxするとメニューバーが上部に表示されて、以前のものとは少し違う感じになっていました。MathematicaMinecraft-Piも、デフォルトでインストールされているし、確実に進化している感じがしました。
#日本語入力の導入は、まだ面倒な作業が続くみたいですが…。

若干の問題は、SDカードをディスクイメージとしてバックアップしておきたくても、パーティションが分けられてしまっていて、一つにはまとめられないことです。

最後に、

$ sudo apt-get clean
$ sudo apt-get autoremove

で、キレイに片付けると、若干身軽になります。2Bは、やはり速くてストレスが無いですね。今後の使用については、役割を分けるなどの工夫が必要だと思いました。