2016年4月29日金曜日

カブトムシとオカヤドカリの世話(2016春)

前回の世話から半年ほど経った4月中旬に、恒例(?)のカブトムシとオカヤドカリの世話をしました。

カブトムシは、昨年秋に頂いたものと合わせて20頭が確認できました。大きさの差はありましたが、やっと冬眠から覚めたくらいの状態でした。マットの上1/3くらいはフンが少なく、その下にびっしりとフンがありました。このことから、マットの状態は悪くなく、餌としても十分だったのだろうと思いました。

マットをふるいにかけてフンを取り除き、冬前に買い溜めておいたクヌギのマットを加えてよく加水し、コンテナの中に敷きながらカブトムシの幼虫を入れました。翌日覗いてみましたが、特にマットの上に出た様子もなく、中で快適に過ごしているものと思われます。

カブトムシのフンは、土として利用できるので勤務校で活用します。コンテナ飼育のカブトムシには、成虫になってからのことを考えて、枯れ枝などを入れてやらなければと思っているところです。

オカヤドカリの方は、世話をサボっていたために、水槽の中がとっちらかってひどい状態になっていました。淡水を入れた容器には、オカヤドカリたちが運んだものと思われる餌が入っていて、カビまで出てしまっていました。一瞬、脱皮を失敗したオカヤドカリが死んでしまったのかと思いましたが、3匹の無事を確認できて、胸をなでおろしました。

散らかった餌やフンをピンセットで丁寧に取り除き、淡水容器と人工海水容器、餌容器を丁寧に洗って乾かし、それぞれ淡水、人工海水、餌を入れて水槽にセットしました。寒い時期は餌の食いが悪いというのはわかっていることですが、暖かくなって活性化してくる時期に合わせて、しっかりと餌を用意してやらねばと思っています。

私が用意している餌は、小動物用の乾燥野菜やドライフルーツ、煮干しの他、オカヤドカリ用のポップコーンやオカヤドカリフード、オカヤドカリゼリーです。この他には、ガジュマルの葉を与えたり、晩ごはんのおかずに出てきたものを少量与えることもあります。ガジュマルの葉は、以前はよく食べていたのですが、最近はあまり食べなくなっています。飼育年数が長くなってくると、食性が変化することもあるのかなと思っています。

寒暖の差が激しいこの時期は、温度管理が課題になります。ヒーターの機能だけでは、温度が上がり過ぎることがあるので、タイミングを見計らって大きさの違う2枚のヒーターをつけたり消したりして調整しています。

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