2016年4月23日土曜日

Puppy Linuxのデスクトップの修復

長年愛用しているPuppy Linuxですが、子どもたちに使わせていると何だかおかしな状態になってしまうことがあります。古いノートバソコン(ラップトップPC)のHDDにインストールして使わせているのですが、アイコンが表示されなくなってしまったり、メニューバーがなくなってしまったり…etc…。試行錯誤して修復を試みたものの、なかなかうまくいかない状態が続いていました。
#使っているハードウエア(SHARP Mebius)も古いですからね…。

いつまでもこの状態で放置しておくわけにも行かないと思い、メモリを増設して延命を図る作業をしながら、デスクトップがおかしくなったものを直すことにしました。

PuppyはRAMに格納して使い続けることができるくらい軽いOSなのですが、いろいろやっているうちに、HDDにインストールしても、Boot選択の画面で「RAM」モードが選択できる事に気づきました。

これを使って起動すると、少し初期設定をしなければならなくなりますが、デスクトップを再構築することができるようになります。これは便利!何の事はない、この機能を使って、デスクトップが変になってしまったものを元の通りに直すことができました。(今まで何のために苦労してきたんだか…。orz)

ポイントは、起動HDD(「sda2」とか何とか)内の「wary511(数字はバージョン番号だと思われる)」フォルダ内にある、「warysave.3fs」とかいうファイルにデスクトップの設定が記述されているらしいこと。RAMモードで動して設定をし直すと「warysave-1.3fs」というような名前のファイルが出来ています。これを「warysave.3fs」と置き換えれば元通りになります。

再びHDDから通常の起動をするとデスクトップの作り直しをしてくれます。同じ環境のパソコンが別にあるのなら、「warysave.3fs」だけをUSBメモリなどに保存してデスクトップが変になったPuppyに持ち込めば良いと思います。

全く需要がある気がしません(若干失礼)が、困ったときは試してみてください。

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