2020年9月21日月曜日

カブトムシの世話(2020初秋)〜今年は少数精鋭で

我が家のカブトムシコンテナですが、8月下旬には成虫がほとんど死滅してしまって慌ただしい餌やりシーズンが終了していました。今年は、子供たちに観てもらえるように学校にも貸し出したり、土化したマットを花の栽培に使ったりと需要があってよかったのですが、気になっていたのは”メスが多かった”ということ。羽化した個体が出てきた頃から気になっていたのですが、メスばかりが出てきてオスは数頭しか目にしませんでした。そんな中、子供たちに観せるのにメスばかりではどうかと思って対にして持っていきましたが、オスを探すのに苦労するくらいでした。オス・メスのバランスが悪いと卵が少なくなる気がして、とても気になっていました。

9月に入り、卵から孵化して1齢虫から2齢虫あたりになってから世話をしようと考えてしばらく放置しておりましたが、4連休の雨の心配がなさそうな日を選んで作業をしました。

まずは、マットの様子を確認します。腐葉土が土化してしまっているところが多く、餌が少ない状態だったためか、3頭ほど表面近くまで出てきてしまっていました。成虫飼育の後だったので朽木を無造作に表面に置いていたため、これを食べに来た可能性もあります。土の塊を砕きながら確認していくと、いつもよりフンが少なめな状態でした。出てきたのは、1〜2齢虫程度の幼虫が35頭程度。今までと比べて半分くらいということになります。やはり卵の数が少なかったようです。しかし、これで飼育がしやすくなりました。

今回は、これまでの反省を生かしてできるだけマットを多く入れ替えることにしました。今まで、あまりにも無計画に(生き物が相手なので仕方がないところはあったのですが…)マットの様子を見ながらくぬぎマットと腐葉土を購入して使っていましたが、今回はあらかじめ使う量を決めておきます。35頭ならコンテナ飼育で十分なはずなので、基準となる量を測っておきたいと思ったからです。

1回のマット交換で、くぬぎマット10L×2袋=20L、腐葉土45L×1袋で、初秋と冬前、春の3回のマット交換を予定して、くぬぎマット60L、腐葉土135Lを用意することにしました。今回の交換で1回分を使いましたが、くぬぎマットは春までの分を確保してあります。(安価に入手できるホームセンターなどでは、カブトムシのシーズンが終わると店頭からなくなるので)腐葉土は、比較的容易に入手できるため、時間を見つけて不足分を買ってこようと思っています。

2020年9月1日火曜日

新しい自作PC(B365M-HDVとi3-9100)のケースFAN交換とAUDIOの設定

先日、サブPCとして組み上げたASRock Micro ATX B365M-HDVIntel Core i3-9100で作った新しい自作PCですが、メインで使っている自作PCのメンテナンスが終了したので不具合の調整をはじめることにしました。

気になっていたファンからの音は、前面につけた吸気ファン(4cm2連)の問題であることが判明し、別のものへと交換することにしました。(ケースのデザインの関係で、これ以上の大きさのファンを付けることができません)自宅に在庫していたのは、ペリフェラル電源から給電するものとマザーボードのケースFANコネクタから給電するものの2種類でした。はじめにつけていたものは、ペリフェラル電源から給電するもので、FANコントロールが使えないので常時全開で回ります。これがうるさい原因と考えて、ケースFANコネクタから給電するものに取り替えました。それでもうるさかった(よく聞くとカラカラと異音がする)ので、マザーボードのBIOS設定の中からFANの回転数制御の設定ツールを探して設定してみました。すると、音が静かになったかと思ったら、給電が止まってしまってマザーボード上でも「N/A」となってしまいました。これでは使い物にならないので、この2種類を処分して新しいものを購入することにしました。

買ったのは2連のものではなく、普通の4cm3ピンの静音ファン(長尾製作所取り扱いのX-FanXinruilian社製)40mm(RDL4010S))を2つ。これをFANコネクタから分岐するケーブルを使ってつけることにしました。結論から言うと、問題なく動いてくれました。動作音も静かで、低速静音ファンを謳っているだけのことはあります。むしろ、KEIANの520W電源(KT-520RS)のファンやCPUファンの方がうるさいくらい。
(電源は、静かなものに買い替えてもいいかも…)

次に、マイク&ヘッドホンジャックの動作確認をします。マザーボードのAUDIO端子にケースのコネクタケーブルを挿しているところまでは間違いないのですが、うまく動作していないようなのです。マザーボードの問題か、Audio端子が壊れているのか、Linux Mint側の問題なのか、よくわからないのでいろいろと試してみることにしました。

まず、Mintのメニューから「設定」→「サウンドの設定」を開いて内蔵オーディオの設定がどうなっているか確認しました。すると「無効オフ」となっていました。これは、Linux Mintが内蔵オーディオを認識しているものの使えない状態であるということ。ドライバーが必要なのか、それとも、そもそもLinuxでは使えないのか…。B365チップセットを載せているマザーボードを買ってしまったのがいけなかったのか…といろいろ考えながらさらに調べていきました。

Mintメニューから「システム管理」→「システムレポート」を見ると、Audio:欄に「Intel 200 Series PCH HD Audio」とあり、driver:には「snd_hda_intel」が使われているという記述があります。でも、音が出ません。そこで、他のもので音が出るかどうか確認してみることにしました。USBからAudioに変換する「3D SOUND(こんな感じの)」を使うと音が出る(「サウンドの設定」の「ハードウエア」に項目として追加表示される)ことが確認できました。Bluetoothドングル(4.0対応の中華製品)を使ってダイソーの500円Bluetoothスピーカー「SR9910(こんな感じの)」につないでも音が出る(こちらも同様に項目が追加表示される)ことがわかりました。(両方とも「スピーカーのテスト」ボタンをクリックしてテスト音が出ることを確認しました)

もしかすると、ドライバの問題かもしれないと思って「ドライバマネージャ」を開いてみましたが追加ドライバはありません。続いて、ALSAドライバ群が上手く動いていないことを疑って、「ソフトウエアマネージャ」から「Alsa-base」を探して削除→再起動→インストール→再起動をやってみましたが、特に変化はありませんでした。

こうなったら、マザーボードのチップセットの問題かもしれないと思って、もしかすると設定をいじれるのではないかと考えました。PCを再起動してマザーボードのBIOS設定を起動し、「詳細モード」を選択して「アドバンスド」→「チップセット設定」と進んでそれらしい設定項目を探しました。すると、内蔵オーディオ関係の設定項目がありました。「内臓HDオーディオ」という項目の下に「フロントI/Oパネル」を設定する項目があり、これを「HD」から「AC 97」に変更しました。設定を保存して起動すると、「サウンドの設定」→「ハードウエア」から内蔵オーディオが使えるようになりました。これで、ヘッドホンや外部スピーカーから音が出せるようになりました。

続いて、マイクの検証をします。先にサウンドの設定で「入力」タブから入力の音量を適切な値に設定しておきます。(入力レベルを見るとマイクが音を拾っていることがわかります)次に「コネクター」を「フロントマイクロフォン」に設定しておいて、予めインストールしておいたAudacityを起動しました。あとは録音ボタンを押して録音し、再生したときにスピーカーから音が出れば成功です。これも難なくクリアできました。これでようやく使える環境が整いました。

別の問題があって、完全な移行は難しい状態ですが、時間を見つけて調整していきたいと思っています。