子どもたちでも簡単にプログラミングの学習が行える「Scratch」というものがMITで開発されています。
http://scratch.mit.edu/
これは、Squeakベースで作られていて、SqueakVMのimageファイルとして提供されています。ダウンロード&インストールすると、インストールされたScratchフォルダの中に、「Scratch.image」というファイルがあるのがわかります。つまり、SqueakVMとScratch.imageをセットにしてインストールしているようです。
#この方法は、Squeakをよくご存知の方にとっては、おなじみですね。
上記Webサイトには、Linux版がありません。そこで、OLPCがらみのサイトから、Linux版のScratchを探しました.バージョンは1.2で英語のみではありましたが、下記のサイトで見つけました。
http://www.notesmine.com/scratch_installer
これだけだと、単にLinux版をダウンロードしてインストールしただけのことになりますが、先ほどの仕組みを使って、Mac版に附属していたScratch.image(Ver.1.3)をLinuxで使えるかどうか試してみました。結論としては、問題なく動きました。(日本語化はできていませんが…)
プログラミングに関する学習については、その必要性や効果への認識が低い日本ですが、こうしたものを通して、より多くの人に理解してもらえると良いと思っています。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200801/17/mit.html
【追記】当時は、プログラミング環境としての認識が全面に出ていました。「表現ツール」としての認識が欠けていました。(2023.3.21)
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