2022年2月10日木曜日

外付けHDD録画対応の地デジチューナー(AUB-100)を使ってみた

テレビ番組を観る機会は少なくなっていますが、時々観たい番組があって録画して観ることがあります。最近では、見逃し配信があってネットでも観られるのですが、期限が1週間と短くて見逃し配信を見逃すことが多々あります。また、リビングのテレビで録画しておいてもゆっくり観ているほどの時間がなく、自室で仕事をしながら観ることができないだろうかと考えていました。

そんな折、Amazonで見つけたAuBeeAUB-100(第2世代)を購入してみました。この製品は、クラウドファンディングで資金を集めて開発・販売されているものらしく、ニッチなところを狙った製品ながら必要な機能が十分に揃っている上に価格も安い。手元に届く前から期待が高まっていました。

製品が届いて中を見たとき、こんなに小さくて大丈夫なのかなと思いました。そのくらい小さい。手のひらサイズとはよく言ったもので、これでチューナーとしてテレビが観られたり録画までできたりするとは想像ができません。セットアップについては、ネットライフとお家時間の友の「ディスプレーをテレビに変えるTVチューナーAUB-100 設定方法、感想」が詳しくてわかりやすかったです。(そもそも、初期設定はガイドに従ってやればいいだけですので簡単です)

つまずきどころは、郵便番頭を入力するところで「0」を入力する方法がわかりにくいことと、そもそもリモコンの反応が悪すぎることです。「0」は「10」で入力できますが、郵便番頭の上3桁と下4桁のそれぞれを設定するのに、3桁分と4桁分がそれぞれまとめて選択された状態に表示されて、その内のどの桁の入力をしているのかわかりにくいところがありました。特に、デフォルトが「000-0000」となっていて、「0」が入力されて「0」なのか、リモコンの反応が悪くて入力されていないのかがわかりませんでした。ともあれ、ちょっと時間はかかりましたが、何とか設定を終えることができました。

続けて、録画の設定もしてみました。リモコンで「番組表」ボタンを押して番組表を表示させてめあての番組を探します。次に「決定」ボタンを押して予約録画の設定をします。ここで、HDDの接続を忘れていたので、例のHDDをUSBポートに挿してみたところ、自動的にフォーマットが始まって使える状態になったようでした。

ここでのつまずきどころは、番組表の表示切り替えが遅いということ。番組表の続きを見たり戻ったり、日付を変えたりするのに動作がもっさりしていてだいぶ時間がかかりました。予約しておいた番組が録画されているか確認しましたが、リモコンで本体の電源をOFFにすると予約時間に自動的に起動して録画するといった機能はないようです。普段は電源ONの状態にしたままでモニタ側の電源を消すことで対応することにしました。

最後に、設定の画面からファームウェアを確認すると「Dec 17 2020」になっていたので特に更新の必要はなさそうです。(「ファームウェア更新手順」を参考にしました※初期ファームウェアもあり)これで自室にテレビを増やさずにPCで使っているモニタでテレビが観られる環境が整いました。