2019年11月17日日曜日

カブトムシの世話(2019秋)〜冬眠前にマットの状態を調べる

夏の暑さのピークを越えた頃、カブトムシコンテナの中は、生きている成虫がいなくなり、静かになっていました。前回の世話からだいぶ経ちましたが、いろいろとタイミングを逸してなかなか時間が取れずにおりました。そろそろ秋も深まってきて、これ以上時間を置いてしまうと冬眠の時期になってしまうと思い、慌てて世話をすることにしました。

実は、成虫がいなくなったあと、成虫が生活する場として開けておいた空間にクヌギのマットと腐葉土を足して、その場しのぎの世話をしていました。これが、結構減るのが早く、2度目、3度目と注ぎ足していたのでした。そして本格的な世話をすることにして、ほぼ土と化した腐葉土をひっくり返してみました。

表面近くの腐葉土を取り除くと、いつものようにフンの層が現れました。これを職場に持ち込んで花の肥料として使うため、腐葉土の空袋に入れていきます。(60Lくらいかな) どんどんカブトムシの幼虫たちが現れ、別の容器に移動しておきます。更に掘り進むと土質が変わって、ほぼ黒土の塊のようなところにたどり着きました。これ以上は持ち運ぶのも大変なので、自宅の庭の草木の根元に撒いてみました。固まっている土の中には、幼虫が殆どおらず、食料にはなっていないことが予想できました。

出てきたカブトムシの幼虫(3齢虫)は、72〜3頭(世話をしながら数えていたので、最後が曖昧)で、昨年よりも増えていました。実は、コンテナと腐葉土での飼育は、どのくらいが限界なのかを確かめる意味もあって、あえて世話をせずに放置してみていました。結果的には、昨年よりも個体数は増えていましたが、全体的に小さいものが多くなっているのかもしれないので、今後の飼育の仕方を見直す必要はあるかもしれません。

さて、ほぼ空にしたコンテナに、カブトムシの幼虫たちを戻します。黒土を2cm程度残して、その上に腐葉土45Lを入れて水分を加え、よく混ぜました。そして、さきほど別の容器に入れておいたカブトムシの幼虫たちを入れて、クヌギのマット10Lと腐葉土20Lを入れました。これでコンテナはパンパンです。

ここまでやっておけば、あとは春を待つだけです。来年も元気なカブトムシたちに出会えることを楽しみに待ちたいと思います。