2023年10月29日日曜日

micro:bitでサーボモーター(Geekservo)を動かしてみる

LEGOと組み合わせて使うことができるサーボモーターとして、手頃な価格で入手できる「Geekservo」シリーズがあります。micro:bitとGeekservoを、プログラミングとものづくりの組み合わせ(フィジカル・コンピューティング)で学習活動に使ってみたいと考えて、教材化を目指して試用してみることにしました。

手元にあるGeekservoのサーボモーターは、灰色のGrey Geekservo 9g Servo、オレンジ色のOrange Geekservo 360 Servo、黄緑色のAmazonで購入した格安の互換品(?)があります。これらのサーボモーターを拡張ボードと組み合わせて試用してみます。
#これらとは別に、赤色のRed Geekservo 9g Motorもありますが、今回は使用しません。

今回使った拡張ボードは、SwitchScienceの「ワークショップモジュール」です。SparkFunmoto:bitkeyestudioSensor Shield V2もありますが、今回は手軽なワークショップモジュールでやってみることにしました。
#参考にしたのは、サヌキテックネットさんのサイトの以下の記事でした。

とりあえず、micro:bitの「A」「B」それぞれのボタンを押して車輪が回るプログラムを作って、LEGOで車体のようなものを組み立てて動かしてみました。

オレンジ色と黄緑色のものは、360°モーターなのでこのプログラムで回転と停止を制御することができました。灰色のものは、270°モーターなのでこのプログラムだと90°は少し戻る感じになります。いずれにしても、これだけのことで簡単に制御できることがわかりました。後は、費用のことを考慮しながらどのような学習活動にしていくかを考えなければなりません。予算が潤沢にあればよいのですが、限られた予算の中で効果的な学習活動に仕立てなければならないのです。しばらくは試行錯誤が続きそうです。

2023年10月15日日曜日

カブトムシの世話(2023秋)〜飼育終了の見通し

夏の世話から3ヶ月以上が経過し、カブトムシの幼虫を確認することにしました。

夏場は、18頭のうち、最終的に12頭くらいは確認することができました。ただ、確認したときのオス・メスの比率が悪く、オスばかりがマット上に出ている時期とメスばかりがマット上に出ている時期とがあって、次の世代がどうなるか心配をしていました。その後、成虫が1年の役割を終えてマット上が静かになり、幼虫がいる前提でしばらくは加水程度で見守っていました。

例年だと、マット上に幼虫がマット内を上下した跡が見えることがあるのですが、今年はそれもなく、だいぶ大人しいのか、幼虫のかずが少ないのかなどと思いながら、涼しくなるのを待っていました。

そして本日、雨が止んで日差しが見えたところで作業を開始しました。はじめにかなり湿気を失った上層の腐葉土を取り除き、クヌギマットの層まで到達しても幼虫はいませんでした。それどころかフンもない。これも、例年だとここまで層がはっきり残っていることは少なく、カブトムシの幼虫たちが動き回ってある程度かき混ぜてしまうのが通例でした。

マット表面から15cmほど取り除いたあたりで少量のフンを発見。しかし、それもごくわずかで残りはマットが土化した層になりました。土の層をバラしながら確認作業を進めていくと、1頭だけ生き残っている幼虫を発見しました。しかし、もうそれ以上はいませんでした。他に遺骸らしいもの(幼虫の頭部だけは硬いので残っていることがある)や卵のようなものはなく、そもそも1頭だけだったのだろうと思います。これで、この幼虫を成虫まで育てたら、飼育終了です。

少々気が抜けた感じはありますが、土化したマットの半分を取り除き、クヌギマットと腐葉土を加水した状態で入れました。1頭のカブトムシに対して、かなり贅沢な量にはなりますが、これで越冬までできそうな感じです。1頭ではありますが、夏までしっかり育てていきたいと思います。

2023年10月9日月曜日

派手に光るゲーミングキーボード(?)のLEDを白LEDに交換する

以前、Amazonで購入したARCHISITEARCHISS Maestro2S(キーキャップは、別のものに変更してしまいましたが)というメカニカルキーボードが気に入って、同じキー配列のキーボードを探していました。そんな折、たまたまAmazonで同じキー配列のキーボード(ZIYOU LANGのK3というモデル)が安売りしていたので衝動買いしてしまいました。

そもそも値段がぜんぜん違うので使用感が同じになるはずもなく、キーキャップの内側に静音化リングをはめてカタカタ音をできるだけ少なくしてみました。しかし、これで劇的に変わる訳もなく、やはり高いものには高いなりの理由があるのですね。とは言え、音のうるささを除けば打鍵感も少しは良くなったし、半額以下とは言え決して安いというわけでもないので捨ててしまうのはもったいない。ということで、気に入らないところを改造して使ってみることにしました。

一番気に入らないのは安っぽいLED。カラフルな色で固定されているため、これをどうにか白ベースにしようと考えました。LEDをOFFにするモードもありますが、キートップの文字が見にくいためやはり光らせたい。そこで、秋月電子で比較的品質の安定した3mm径の白色LED100個入を購入して交換することにしました。

キーボードを分解して中の基板を見ると、一般的な3mm径のLEDが入るくらいの穴に裏側からブリッジのようにLEDがハンダ付けされていました。

全部のLEDを交換するのは大変なので、全体の2/3くらいのLEDを交換することにして作業を開始しました。

とりあえず、いくつかのLEDを基板から外してみます。市販の鉛入りハンダに比べて融点温度が高い(鉛フリーかもしれません)ようで、十分に温めたハンダゴテでないとハンダが溶けてくれませんでしたが、思ったより簡単に外すことができました。
#力を入れすぎて、基板のパターンをはがさないように注意が必要です。

試しに、3つほど元のLEDを外して、3mm径のLEDに付け替えてみました。基板に「+」が印刷されているので、迷うことなくつけることができました。

#LEDは熱に弱いと聞くので、手早くやるようにしました。

恐る恐るではありましたが、MacBook Proにつなぐと白く光ってくれました。後は、地道な作業が続きます。合計61個のLEDを交換しました。ハンダ付け作業が終わって再びMacBook Proにつなぐと、3箇所だけ光っていませんでした。ハンダがうまくのっていないのかもしれないと思ってコテを当ててみると、1箇所はつくようになりましたが残り2箇所はダメなままです。熱でやってしまったのだろうと諦めて新しいものに交換すると、無事に光るようになりました。
#もしかするとプラスとマイナスが逆だっただけかもしれません。

この記事も改造したキーボードで書いています。Web上でできるキーボードテストもやってみましたが、問題はありませんでした。