2021年7月25日日曜日

Raspberry Pi B+(2.4Inch LCD搭載)を再設定する

だいぶ前Spotpear2.4Inch LCD(タッチパネル)を載せて運用していたRaspberry Pi B+ですが、まともに動かなくなっていることに気づきました。否、いつの間にか使えない状態になっていて、長らく放置していたというのが正しい。既にSpotpearのサイトからドライバーをダウンロードすることができなくなっているし、面倒な匂いがしていて忙しさを理由に放置していたのでした。

オリンピック開会式を含む4連休のため、ぼちぼち仕事をしながら自宅にあるRPiたちをupdate && upgradeしていました。この際、懸案だったRPi B+のセットアップをやり直してLCDを使えるようにしてみようと思い、重い腰を上げることにしました。まず、16GBのMicroSDカード(SDHC)を用意しました。(自宅に在庫してあったもので他のRPiでも使用実績のあるもの)これに、Raspberry Pi Imagerを使って「Raspberry Pi OS」を書き込みます。これまでも度々使っていますが、このツールのおかげで起動SDカードを作るのがとても簡単になりました。

この起動SDカードで無事にRaspberry Pi OSでの起動を確認できたので、基本的な設定やその流れでアップデート(アップグレード)を行ってから、LCDのドライバーを探しました。「LCD-show」をキーワードにして探すと、GitHubにそれらしいものがありました。名前はそのままLCD-showとなっていて、見覚えのあるファイルが並んでいます。これを「↓ Code」ボタンから「Download ZIP」を選択してダウンロードし、Macで解凍して出てきた「LCD-show-master」フォルダをUSBメモリに保存してRPi B+に持ち込みました。これらを「pi」ユーザフォルダの「Downloads」フォルダに保存して、ターミナル(LXTerminal)で「Downloads」→「LCD-show-master」フォルダまでたどっていきました。

「LCD-show-master」フォルダの中身を確認すると、全てのファイルに実行権限が与えられていなかったので、

$ sudo chmod 755 *

と入力しEnterキーで実行すると、パーミッションの設定が変更され全てのファイルに実行権限が与えられます。この状態で、

$ sudo ./LCD24-show

と入力しEnterキーで実行すると、インストールが始まりました。程なくして自動的に再起動がかかり、無事にLCD側にデスクトップが表示されました。挙動としては、HDMI側への出力がすべてなくなっているわけではなく、起動時はHDMIへの出力がありました。試しに一度シャットダウンしてLCDを外して起動してみましたが、残念ながらHDMIへの自動切り替えは行われませんでした。とりあえず、これでLCDが使える状態になったのでよしとします。

ちなみにLCDを載せたままHDMI出力に戻すには、「LCD-show-master」フォルダ内の「LCD-hdmi」を利用して、

$ sudo ./LCD-hdmi

と入力してEnterキーで実行すれば、元通りHDMIからの出力となります。
LCD Wikiにも2.4inch RPi Displayの情報がありました。

2021年7月10日土曜日

カブトムシの世話(2021夏)〜今年はなかなか出てこない

 昨年9月の世話からだいぶ経ちました。この間、初春にくぬぎマットを20L追加しただけでほぼ放置状態(時々加水しましたが)でした。このブログでこれまでのカブトムシ飼育の記録をまとめてきましたが、例年なら少なくとも7月の上旬にはゾロゾロと成虫になったカブトムシが出てくるところですが、今年はなかなか出てきません。数日前、ようやく1〜2頭が顔を出していましたが、餌を与えても食べている雰囲気がなく、むしろアリが集まってしまって厄介な状態になっています。

はじめに出てきていた1頭(メス)は、残念ながら今朝遺骸となっていました。パートナーとなるオスが出てくる前に力尽きてしまったのはとても残念でした。

幼虫の段階で35頭しかいなかったので今年は1頭1頭が貴重なのですが、こちらが心配しているにも関わらずなかなか出てこないという状況です。うまく成虫が出てきたら、職場にも持って行って子どもたちに観察してもらおうとも思っています。

今後の計画としては、オスの角が小さくなる問題がどの程度進行しているかということについて確認していきたいと思っています。もしかすると遺伝子レベルで問題が発生していて、繁殖能力に問題がある個体が増えている可能性もあると思っています。

とは言え、命を粗末にすることはできませんので最後まで飼育を続けてどの様になっていくのかを見届けたいと思います。