前回の続きです。初代Raspberry Piのアップデート作業が終わったので、残り12個の歴代Raspberry piのアップデート作業をしていきます。2年前のアップデート作業のときは、10個のRaspberry Piを紹介していましたが、数え忘れていたものと新たに買ったものとを併せて13個のRPiがあります。これを順番にアップデートしていくのですが、ちょっとずつ用途を変えているので微妙に使用環境やOSなどの状態が違うため、アップデート作業にはかなり時間がかかります。心が折れないように、気持ちを奮い立たせて作業を進めていきます。(^^;;;
アップデートを進めていくと、前回の作業でリポジトリの設定を変更した「Raspbian GNU/Linux 9.13 (stretch)」だけでなく、「Raspbian GNU/Linux 10(buster)」をインストールしていたRPiでも、「sources.list」の設定を変更しないとアップデートできないことがわかりました。早速心が折れそうになりましたが、”stretch”のときと同じように、「sources.list」と「raspi.list」内の設定を変更すればよいのではないかと考えて、作業を進めていくことにしました。「LXTerminal(←GitHubのページ)」を起動して、「/etc/apt/sources.list」を「sudo vi 」コマンドを使って開き、(「sudo vi /etc/apt/sources.list」)viの「i」コマンドで文字入力モードにしてから、「deb http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian/ buster main contrib non-free rpi」をコメントアウトします。(「#deb …」のようにする)viでの作業が終わったらESCキーを押してから「:wq」コマンドで保存&終了します。
次に「/etc/apt/sources.list.d/」ディレクトリ内の「raspi.list」を「sudo vi 」コマンドで開いて、(「sudo vi /etc/apt/sources.list.d/raspi.list」)viの「i」コマンドで文字入力モードにしてから、「deb http://legacy.raspbian.org/raspbian/ buster main contrib non-free rpi」と追加します。viでの作業が終わったら、ESCキーを押してから「:wq」コマンドで保存&終了します。
リポジトリの設定変更を終えたところで「reboot」コマンドで再起動して、再び「LXTerminal」で「sudo apt update」コマンドを実行すると、エラーは出なくなりました。アップデートが確実に行われているか確認するために「アップデート」アプリも動かしてみましたが、タイミングの問題かもしれませんがアップデートが残っている感じがしたので、設定の変更が成功しているか確信が持てませんでしたが、時間をおいて「sudo apt update」をしてみたところ、アップデートが行われている感じになったので大丈夫ではないかと判断しました。(^^;;;
作業をした時点で、「Raspbian GNU/Linux 11(bullseye)」や「Debian GNU/Linux 12(bookworm)」で動かしているRPiは、タスクバー内の「アップデート」アイコン(アップデートが可能なときだけ表示される)からのアップデートが可能でした。また、「パッケージアップデーター」からのアップデートも可能です。Raspbianメニューから「設定」→「Main Menu Editor」を開いて、「システムツール」内の「パッケージアップデーター」にチェックを入れておくと、Raspbianメニューからも「パッケージアップデーター」を起動することができます。「LXTerminal」を使って、ターミナル上で「$ sudo apt …」で作業した場合は、コマンドの履歴が残って2回目以降はターミナルでやる方が簡単かつ確実になるので、私はターミナルでやることが多いです。(^^;;;
#OSのバージョンは、ターミナルで「lsb_release -a」コマンドで確認します。RPiのモデル名は、同じく「pinout」コマンドでPRiのGPIOピンアサインとともに確認することができます。「$ cat /proc/cpuinfo(「 | grep Model」をつけるとリビジョンのところだけが表示される)」でもモデル名を確認することができます。
今回の作業をしていく中で、RPi B+に入れていたmicroSDカードが破損してしまったため、「Raspberry Pi Imager」を使って起動microSDカードを作り直しました。破損してしまったmicroSDカードは、フォーマットすらできないくらい壊れていました。非力なB+でも、最新の「Raspbian GNU/Linux 13 (trixie)」の32-bitバージョンが使えることがわかりました。
ついでに、「sudo rpi-update」コマンドですべてのRPiのファームウェアをアップデートしておきました。実用としては、反応速度なども考えるとRPi 3以上は必要かなと思うところですが、コンパクトさを活かした使い方を考えるのも楽しいので、面白い使い方を考えていきたいと思います。
「Raspberry Piの古いOS(Raspbian)のアップデートを試みる」