2023年10月9日月曜日

派手に光るゲーミングキーボード(?)のLEDを白LEDに交換する

以前、Amazonで購入したARCHISITEARCHISS Maestro2S(キーキャップは、別のものに変更してしまいましたが)というメカニカルキーボードが気に入って、同じキー配列のキーボードを探していました。そんな折、たまたまAmazonで同じキー配列のキーボード(ZIYOU LANGのK3というモデル)が安売りしていたので衝動買いしてしまいました。

そもそも値段がぜんぜん違うので使用感が同じになるはずもなく、キーキャップの内側に静音化リングをはめてカタカタ音をできるだけ少なくしてみました。しかし、これで劇的に変わる訳もなく、やはり高いものには高いなりの理由があるのですね。とは言え、音のうるささを除けば打鍵感も少しは良くなったし、半額以下とは言え決して安いというわけでもないので捨ててしまうのはもったいない。ということで、気に入らないところを改造して使ってみることにしました。

一番気に入らないのは安っぽいLED。カラフルな色で固定されているため、これをどうにか白ベースにしようと考えました。LEDをOFFにするモードもありますが、キートップの文字が見にくいためやはり光らせたい。そこで、秋月電子で比較的品質の安定した3mm径の白色LED100個入を購入して交換することにしました。

キーボードを分解して中の基板を見ると、一般的な3mm径のLEDが入るくらいの穴に裏側からブリッジのようにLEDがハンダ付けされていました。

全部のLEDを交換するのは大変なので、全体の2/3くらいのLEDを交換することにして作業を開始しました。

とりあえず、いくつかのLEDを基板から外してみます。市販の鉛入りハンダに比べて融点温度が高い(鉛フリーかもしれません)ようで、十分に温めたハンダゴテでないとハンダが溶けてくれませんでしたが、思ったより簡単に外すことができました。
#力を入れすぎて、基板のパターンをはがさないように注意が必要です。

試しに、3つほど元のLEDを外して、3mm径のLEDに付け替えてみました。基板に「+」が印刷されているので、迷うことなくつけることができました。

#LEDは熱に弱いと聞くので、手早くやるようにしました。

恐る恐るではありましたが、MacBook Proにつなぐと白く光ってくれました。後は、地道な作業が続きます。合計61個のLEDを交換しました。ハンダ付け作業が終わって再びMacBook Proにつなぐと、3箇所だけ光っていませんでした。ハンダがうまくのっていないのかもしれないと思ってコテを当ててみると、1箇所はつくようになりましたが残り2箇所はダメなままです。熱でやってしまったのだろうと諦めて新しいものに交換すると、無事に光るようになりました。
#もしかするとプラスとマイナスが逆だっただけかもしれません。

この記事も改造したキーボードで書いています。Web上でできるキーボードテストもやってみましたが、問題はありませんでした。

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