2023年10月15日日曜日

カブトムシの世話(2023秋)〜飼育終了の見通し

夏の世話から3ヶ月以上が経過し、カブトムシの幼虫を確認することにしました。

夏場は、18頭のうち、最終的に12頭くらいは確認することができました。ただ、確認したときのオス・メスの比率が悪く、オスばかりがマット上に出ている時期とメスばかりがマット上に出ている時期とがあって、次の世代がどうなるか心配をしていました。その後、成虫が1年の役割を終えてマット上が静かになり、幼虫がいる前提でしばらくは加水程度で見守っていました。

例年だと、マット上に幼虫がマット内を上下した跡が見えることがあるのですが、今年はそれもなく、だいぶ大人しいのか、幼虫のかずが少ないのかなどと思いながら、涼しくなるのを待っていました。

そして本日、雨が止んで日差しが見えたところで作業を開始しました。はじめにかなり湿気を失った上層の腐葉土を取り除き、クヌギマットの層まで到達しても幼虫はいませんでした。それどころかフンもない。これも、例年だとここまで層がはっきり残っていることは少なく、カブトムシの幼虫たちが動き回ってある程度かき混ぜてしまうのが通例でした。

マット表面から15cmほど取り除いたあたりで少量のフンを発見。しかし、それもごくわずかで残りはマットが土化した層になりました。土の層をバラしながら確認作業を進めていくと、1頭だけ生き残っている幼虫を発見しました。しかし、もうそれ以上はいませんでした。他に遺骸らしいもの(幼虫の頭部だけは硬いので残っていることがある)や卵のようなものはなく、そもそも1頭だけだったのだろうと思います。これで、この幼虫を成虫まで育てたら、飼育終了です。

少々気が抜けた感じはありますが、土化したマットの半分を取り除き、クヌギマットと腐葉土を加水した状態で入れました。1頭のカブトムシに対して、かなり贅沢な量にはなりますが、これで越冬までできそうな感じです。1頭ではありますが、夏までしっかり育てていきたいと思います。

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