2010年4月18日日曜日

電子工作キットと電子工作本

このところ、フィジカル・コンピューティングの研究にからんで、電子部品を買っている秋月電子通商のWebサイトで、おもしろい本を見つけたので紹介してみます。そもそも、これらの本にはプリント基板が付属しており、電子部品だけを買いそろえれば、すぐに電子工作ができるようになっています。さらにありがたいのは、これらの本で紹介されている電子部品がセットになって販売されていることです。もう、至れり尽くせりです。

出版社のページにも、サポートしている電子部品のお店が紹介されています。

一度に全部はできませんが、ぼちぼち買いそろえて作ってみたいと思っています。

【追記】今まで存在を知りながら利用していなかった「共立エレショップ」で、他の店では扱っていない「デジタルIC」を、ダメもとのつもりで検索したところ、かなり充実した品揃えであることが分かって利用し始めました。「コンデンサ」も安価で種類が抱負です。それぞれの店によって得意・不得意があるようなので、上手に利用したいと思います。(2010.4.28)

フィジカル・コンピューティングのソフトウエア

これまで、しばらくハードウエアに着目した投稿ばかりしてきましたが、ここでちょっとソフトウエアに目を戻してみたいと思います。

しばらく投稿していなかった間に、フィジカル・コンピューティングに使えるソフトウエアが続々と更新され、以前に紹介したものも含めて使えるハードウエアが増えたり、使いやすくなったりしています。
Arduinoは、ちょっと前に0018にバージョンアップしています。

  • Processing 1.1…3月に更新されていました。
  • Funnel r706…さらに開発が進んでいるようですので、これからもチェックが欠かせません。
  • Dolittle 2.10…先日バージョンアップし、LinuxやMacからでもMyuRoboが動かせるようになりました。

Scratchは、Linux版もダウンロードページからダウンロードできるように昇格していました。このままではPicoボードくらいしか動作しませんが、阿部さんが作っているScratchMyuRobo 1.4を使えば、MyuRoboが動きます。
#MyuRobo自体もベルト式のものがでて、さらに面白くなっています。

そもそもLinux系のオープンソースOSでフィジカル・コンピューティングをすることが前提の研究をしているので、これらのソフトもKNOPPIX4Roboに組み込んで行く予定です。