2013年7月5日金曜日

今までの教員生活を振り返って「告白」というか「懺悔」というか…

「先生」と呼ばれる立場になって、今年で20年目(本採用18年目)となりますが、自分では日々精一杯子どもたちと向き合ってきただけで、長い年月を過ごしてきた実感が余りありません。毎年子どもたちも違うし集団の質も違うわけで、同じ方法を使っているように見えて、細部でカスタマイズしなければならず、「これをやれば完璧」という一般解があるようには感じていません。

ただ、どんな状況であっても、子どもたちに必要と思ったことは積極的に取り入れたいと思っているので、さなざまな教育活動の潮流に乗せて頂き、あれやこれやと手を出して来ました。それを支えてくれた、多くの方々には感謝のしようもないくらいありがたく思っておりますが、元々はいずれも門外漢ですから「専門」と言われるとかなりお恥ずかしい状況にあります。

例えば、「フラッグフットボール」は、大学受験生の頃から観ていたNFL好きがもとで取り組み始めたもので、初任の学校で「アメフトを教育活動に取り入れることは出来ないか」という提案があって研究を始めたことがきっかけになっています。当時は、フラッグフットボールの存在を知らず、タッチフットボールのようなイメージで考えていましたが、アメフト自体の日本での認知度が低く、子どもたちに教えることが難しいと感じて、教育的な価値を損なわない程度にシンプルでわかりやすくルールを作り変えて取り組んできました。今では、フラッグフットボール協会が配布している教材なども活用させていただいて、毎年少しずつ取り組んでいます。しかし、そもそもアメフトをやっていたわけでもなく、観ることが専門で特別な訓練を受けたわけでもない私がやっているわけですので、その質は推して知るべしなのではないかと思っています。

次に、これも長年続けている「金管バンド」の指導も、実は専門とはいえません。小学生の頃に、自分自身が金管バンドに所属していたことをきっかけに、その後も金管楽器と付かず離れずの関係にあったことが今につながっています。とはいえ、知識や技能の上では、指導者としての専門の訓練を受けたわけではありませんから、書籍に頼ってあれこれと勉強はしているものの、自己流のそしりを免れず、常に申し訳ない気持ちを半分くらい抱えながら指導をしているところです。これについても、楽器のメンテナンスや購入について相談に乗ってくれた学校関係者および楽器店の担当者の皆さんに支えられ、一緒に取り組んでくれた(くれている)先生方にも支えられて何とかやってこれたなぁと思っているところです。

最後に、フィジカル・コンピューティング(プログラミングやオープンソース活用を含む)については、最近の6年間で取り組んできたもので、本来中学校以上で取り組むべき内容を小学校でも出来ないかという実験的な取り組みに参加させていただいたことがきっかけになっています。趣味で細々とやっていた電子工作やオープンソースの活用が知識のベースにはなっていますが、どこかで習ったものでもなく、ただ断片的な知識があるだけでやっていますので、内心はビクビクしながらやっているというのが正直なところです。そんな状況にもかかわらず、多くの方に支えられて取り組めていることをありがたく思っています。今年も秋にまた取り組みたいと思っています。

 というわけで、少々胸につかえていたことを「告白」してみました。よりよいものを日々探究しながら、常識にとらわれず(クリティカルな視点を忘れず)、日々子どもたちの前に立ち教え導くものとして努力を続けて行きたいと思っています。

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