2019年7月7日日曜日

Celeron J1800搭載mini-ITXマザーボードでPCを作る

前回の続きです。とりあえずマザーボード自体の動作確認ができたので、適当なケースに入れて、デモンストレーション用のPCとして持ち運べるようにしようと思いました。

AmazonでPCケースを探したところ、HTPC(Home Theater PC)ケースというとても小さな中華製PCケースを発見しました。もともと、このような小さなPCが1〜数万円で販売されていたのを買おうかなと思っていたところだったので、手頃なものをチョイスして注文しました。(ホームシアターPCとして使うつもりはないのですが…)

中国からの発送だったため、9日程待ちましたが、無事(箱は変形していましたが)に届きました。早速開いてみると、HTPCケースとネジ数本とゴム足が付属していました。マニュアル類はなし。とは言え、過去の経験を活かせばそれなりにできるもので、まずは天板を外し、I/Oパネルを取り付けてからmini-ITXマザーボードを底板にネジ止めしました。ネジ位置はぴったりだったので、これは問題なく終了。

次にSSDをどう取り付けるかということになりますが、天板の内側に補強金具のような部品があり、それに2.5inch HDD/SSDが付けられるようにネジ穴が空いていたので、配線を考えながら向きを合わせてSSDを取り付けました。電源は、ACアダプターからマザボ電源やCPU電源などに電源を供給するユニットを使って、給電すべきものをすべてつなぎました。購入したケースには、アダプタのソケットを取り付ける穴もついていて、簡単に取り付けることができました。最後に、SATAケーブルを繋いで天板を閉じて完成しました。ケーブルの密度が高くてCPUのヒートシンクに触れそうになりましたが、ケーブルの固さを利用してCPU周辺を迂回させつつケースに詰め込みました。動作確認も無事に終了しました。
#起動ディスクとしては使えなかったCFカードをSSDに変換するボードは、16GBのCFカードを装着してセカンドSSDとして使用(容量が小さくて、有効な活用方法が見つからないw)することにしました。

それから、無線LANカードにBluetoothの機能が付加されていないので、Bluetooth USBドングル(PLANEX BT-MicroEDR1X)を挿してBluetoothも使えるようにしました。ありがたいことに、特に何の設定をすることなく自動的に使えるようになりました。Linux Mintの使いやすさを感じました。ついでに7inchの液晶モニタを購入して、ミニPCの完成です。液晶の質は良い方ではありませんが、動作確認くらいはこのモニタで十分です。

さて、これの活用方法ですが、ずっと以前から考えているのは、子供たちが使うPCとして理想的なものを作り上げたいということ。格安で堅牢でも、機能的に必要十分なもの。ノートPCのようにメンテナンス性や拡張性の悪いものはダメ。簡単に持ち運べる重さで机に組み込めたら最高だなと。学校と自宅に1台ずつあって、データをUSBメモリなどで持ち運んで、同じ環境で作業ができるというのが理想。マウスやキーボードは無線が良いけどBluetoothがもう少し反応がいいといいなぁとか、タッチパネルとソフトキーボードで使うという使い方もあるかなぁとか、だったらタブレットでいいじゃん(メンテナンス性やら拡張性やらが犠牲になる)とか、いろいろ考えています。(何かできるわけでもないのですが…)

【追記】続きは以下のとおりです。(2020.1.12)

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