2010年1月24日日曜日

Arduinoをベースに楽器作り

Arduinoを中心に、いろいろなものをつないで動かしてみる実験をしていますが、PCマザーボード用の部品(LEDやスピーカなど)をブレッドボードに接続するための簡単な変換モジュールを作ったのをきっかけに、これらを使って「楽器」を作ってみようと思い立ちました。

スピーカに電気を流すと、一瞬だけ「ブツッ」という音が出ます。これを、ある程度聞こえる音にしていくためには、ある一定の周期でON/OFFを繰り返す(周波数)ようなプログラムを作らなければなりません。「建築発明工作ゼミ2008」で見つけた「Arduino 圧電スピーカ」のページを参考にしながら、可変抵抗器を使った回路を組んで、スケッチを書いて動作実験をしてみました。

回路その物は難なく組みあがり、いかにも電子楽器の音というような音が出てくれました。こんな単純な仕組みでも、自分で作った回路から音が出るというのは感動的です。ひとしきり出来上がった楽器で遊んだ後、せっかくなら鍵盤の代わりとして、タクトスイッチを使って、音のON/OFFをコントロールして見ようと思いました。参考にしたのは、Arduinoを買ったときに一緒に買ってきた「Arduinoをはじめよう」という本です。

タクトスイッチ(BUTTON)の値を「digitalRead(BUTTON)」で、可変抵抗器(VOLUME)の値を「analogRead(VOLUME)」で読み取り、タクトスイッチが押されたときだけ音が出るようにプログラムしました。これで少しは楽器らしい雰囲気になってきました。これをもとに、音を加工したり音域を広げる工夫をすれば、立派なシンセサイザーになるなと感じました。時間を見つけて作り込んでみたいと思います。

0 件のコメント: