2015年10月10日土曜日

カブトムシの幼虫をいただきました

研究助成金をいただく研究として、「里山の環境を再現する」活動に取り組んでいます。勤務校には、里山の環境を模した学習林があるのですが、これを活用するために、若干手入れが行き届いていなかった「カブトムシファーム」を復活させる取り組みを始めました。
#「それはお前の趣味だろう!」というツッコミはなしで。(^^)

早速、雑草やどんぐりの芽などを取り除き、土の状態を確認しましたが、お世辞にも良い状態とは言えませんでした。案の定、カブトムシらしき幼虫はほとんどおらず、カナブンの幼虫らしきものをいくつか見つけた程度でした。
#カブトムシかと思ったけど、見つけたものを並べていたら、背中で移動したので「これは変」と思い調べてみました。

昨年から作っていたらしい落ち葉の堆肥を混ぜて土作りを始めました。しかし、とにかく石やらゴミがやたらと多い。これには参りました。できるだけ取り除いて、隣に立っているイチョウの葉や銀杏を取り除いて、何とか育てられそうかなという状態にしました。

あとは、カブトムシが来るのを待って…って来年か!と思いつつ地域の方にこの話をすると、カブトムシの幼虫をくださるとのこと。日時を打ち合わせていただきに伺うと、いるところにはいるもので、たくさんのカブトムシの幼虫をいただいてきました。勤務校のカブトムシファームに放しながら数えると、約80頭ほど。まだ、環境的に早いかもしれないので、試しに30数頭ずつ2箇所のカブトムシファームに放して、残り10数頭を自宅のマット飼育にしました。もし、勤務校のカブトムシ飼育が失敗しても、自宅で育てたものを持ち込むことができれば、続けられると思ったからでした。

学習林は、クヌギとコナラが中心で、樹液が出そうな傷も数ヶ所ありました。(本当に出るかどうかは微妙なところです)周辺にも雑木林があるため、特に魅力的とは言えないのですが、カブトムシが住み着いてくれることを願っています。そして、この学習林でさまざまなことを体験的に学んだり、癒やしの場として利用してくれたら嬉しく思っています。

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