2016年1月24日日曜日

MacからIchigoJamのファームウェア(USキーボード対応)を更新する

最近話題のIchigoJamですが、私自身もこれまで新旧合わせて3台ほど組み立てていじってみているところです。
#クラブの子どもたちにも試用してもらっています。

問題は、ファームウェアが古いのと、自宅にはUSキーボードしかないことでした。いろいろと調べて回ったところ、USキーボードへの対応は、IchigoJam上のLPC1114にhexファイルを直接書き込まなければならないということがわかってきました。この時点で、ちょっと尻込み気味だったのですが、週刊アスキーの記事を見てやってみようと決心しました。
#この他に「Macで「IchigoJam」のファームアップデートをして、画面のチラツキをゼロにしてみた!」も参考にしました。

まず、IchigoJamのファームウェアのサイトから、現時点での最新版であるIchigoJam ver 1.1.1をダウンロードしました。これを解凍した後、フォルダの中に「ichigojam-xtal-us.hex」というhexファイルを見つけました。readme.txtに「1.0.2より外部クリスタルの有無を自動判定するようになりました」とあるので、古いクリスタルなしのものでも使えそうだということがわかりました。

次に、Facebookの「IchigoJam-FAN」グループで公開されている「Maclpc21isp.app.zip」をダウンロードして解凍しておきます。(Facebookユーザーでないと見られません)あとは、先ほどの週刊アスキーの記事などを参考に、USBシリアルモジュール(GND、TXD、RXD)とIchigoJam(GND、RXD、TXD)をつないで、LPC1114のISPとGNDをつなぎ準備完了です。

さて、いよいよ大詰めです。Maclpc21ispを起動し、先ほど解凍しておいた「ichigoJam-1.1.1」フォルダから「ichigojam-xtal-us.hex」を選びます。(日本語キーボードを使うのなら「ichigojam-xtal.hex」です)次に出てくるウィンドウから、USBシリアルモジュールを選択すると、書き込みを開始する旨のアラートが出るのでOKします。すると、数秒で書き込みが完了します。

思ったより簡単で、少々拍子抜けしてしまいましたが、3台とも1.1.1にアップデートすることができました。これでしばらくいじってみたいと思います。

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