もともと多言語化されているLinux Mintではありますが、常用しているといろいろと不都合が出てきます。特に日本語入力に関することはとても重要で、これがダメだとお話にならないレベルになります。前回の作業で、新しく作り直した自作PCにLinux Mint 14をインストールしたのですが、やはり日本語入力はダメ。少々手間がかかりますが、コマンドを使って作業をすることにします。まずは、Linux Mint 14がUbuntu 12.10をベースにしていることから、Ubuntu Japanese Teamの日本語環境のページを参考にして、「端末」から以下のコマンドで日本語環境を強化する準備をします。
$ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
$ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
$ sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/quantal.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
$ sudo apt-get update
この時点で、一度ソフトウエアをアップグレードします。
$ sudo apt-get upgrade
そして、Ubuntu Japanese Teamの日本語環境追加パッケージを以下のコマンドでインストールします。
$ sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
ここまでで、メニューなどが英語表記だったFirefoxなども日本語表記になりました。さて、ここからいよいよ日本語入力が可能な環境にしていきます。
$ sudo apt-get install ibus-anthy ibus-mozc
これで日本語入力(ctrl + スペース)ができるようになります。念の為に、「upgrade」して最新の状態にしておきます。Webブラウザとワープロソフトで試してみましたが、無事に日本語入力ができるようになっていることを確認しました。
その後、アップデートマネージャからうまくアップデートできなかったり、ソフトウエアのリストを更新しようとしてもうまくできなかったりといった問題が発生し、「update」「upgrade --fix-missing」「upgrade」や再起動を繰り返してみました。しかしどうしても、ソフトウエアのリスト更新で、いくつかのリストが更新できない状態なようです。(普通に使っている分には問題はないけど、気になる人は気になるだろうというレベル)実用に問題がないようなのでこのまま使ってみようと思います。
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