2008年5月26日月曜日

Macユーザの思い出話(1)OpenDoc

1990年代に「コンピュータの使い方が変わる」かもしれない技術として注目を集めた「OpenDoc」というものがありました.詳しくは、以下のページをご覧ください.
http://ja.wikipedia.org/wiki/OpenDoc
http://apple.ism.excite.co.jp/page/OpenDoc.html

簡単に言えば、白紙のドキュメント上に、様々な部品を貼りつけて、その部品は一々別のアプリケーションを立ち上げ直すことなく、そのドキュメント上で編集ができるという考え方のものでした.作業の効率から考えても、とても自然で画期的なものだと思いました.しかし、私は3Dグラフィックや音楽作成にMacを使っていたこともあって、漠然とではありますが「用途が限られるだろうし、今一コンセプトが伝わりにくいかも」とも思いました.

Mac OSからOS Xへと移行する中でOpenDocは開発中止となり、過去のものとなってしまいました.WebページやBLOGなどインターネット上で公開するようなものについては、OpenDocのような考え方で編集できると、公開・更新が楽だろうと思うことがあります.OpenDocで最も実用的なコンポーネントとして注目されていた「Cyberdog」が、インターネット環境に特化したものであったことからも、OpenDocがインターネット環境を強く意識していたことがわかります.ドキュメントの作成のために、コンパクトで軽量なコンポーネントを組み合わせて使えばよいなら、ネットを介したサービスの提供も楽になるのではないかと思います.

今でも、さまざまな場面でOpenDocに影響されたと思われる技術に出会うことがあります.しかし、OpenDocそのものは、開発中止のままです.
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/opendocj-121.html
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/cyberdog_j1-1.2.1_ppc.html

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