2008年7月20日日曜日

openSUSE 11.0をインストールしました。

openSUSEの11.0が出たので、インストールすることにしました。WebサイトからDVD-ISOイメージをダウンロードするのに約1日かり、DVDに焼いてインストールディスクが完成しました。しかし、インストールを開始するも、日本語でのインストールに難があるとのことで、しかたなく英語でインストール作業を進めました。インストールに必要な設定をすべて終了し、HDへのインストール直前の最後の確認画面で英語から日本語へ変更すると、日本語環境でのインストールが成功します。(何とややこしい仕様なのだろう…)

この一事を持って全てを判断することは早計のそしりを免れませんが、Fedora 9の日本語入力設定にも問題があるなど、オープンソースを使う日本のユーザーに対してあまりにも不親切な対応が続いているようにも思われます。このことは、日本国内に根強いオープンソースユーザーがいる半面、頑としてオープンソースを受け入れようとしない日本の社会的な構造や風土に、世界中のオープンソースソフトウエア開発者・利用者などから「愛想をつかされた」と考える方が正しいような気がしています。本当に嘆かわしいことです。

インストールのややこしさを除けば、その後の使用はかなり快適でした。ソフトウエアの追加も楽になったし、インターフェイスはGNOME好き、ソフトウエアはKDE好きの私にとっては、両方の環境のよいところを取ることができて大変満足です。KDE 4を試してみたい気もしますが、いずれKNOPPIXあたりが採用するでしょうからそちらで試用してみようと思っています。

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