2009年8月15日土曜日

古いラップトップPCとKNOPPIX6.0.1で学習環境づくり

以前、IPAのOSS(主にKNOPPIX)活用の実証実験に参加し、その関係で学校に導入して頂いたラップトップPC(メビウスPC-AL50G5)を現在取り組んでいるScratchPicoボードを使った学習環境作りの研究に利用できないかと考え、さまざまな実験を繰り返しておりました。

当初、このメビウスではKNOPPIX5.3.1のデスクトップがまともに表示されず、KNOPPIX6.0.1も同様の症状が発生して「使えない」と結論付けて、別の軽量なLinuxで学習環境を構築しようと考えておりました。しかし、以前に別のマシーンで実験したことを使ってKNOPPIX6.0.1を動かせないかと思いつき、ダメ元でやってみることにしました。

KNOPPIX6.0.1では、「boot:」と表示されたところで「knoppix vsync=54」として起動したところ、何とあっさり起動に成功してしまいました。調子に乗ってHDDへもインストールし起動テストをしましたが、ネットへの接続を含めてまったく問題がありませんでした。手順は次の通り。(5.3.1までは「knx2hd」というコマンドを使っていましたが、今回は手順が違います)

【手順】
  1. LXDE(X)メニューから「システムツール」→「KNOPPIX HD install」を選択する
    #いくつか英語の確認メッセージが出てくるが、よくわからないので先に進む
  2. 作業メニューが表示されるので「disk」を選んでインストールしたいHDDを選択する
  3. もとの作業メニューに選択したHDDが表示されるのでもう一度HDDを選択するとインストール作業が開始される
  4. しばらく待っているとインストール作業が終了するので、最後にmbrにGRUBをインストールして終了
次に、学習環境を構築するためにScratchのインストールを行いました。現時点の最新版である1.4は、debパッケージのみ提供されています。本来はUbuntuで使われることを想定しているようですが、同じdebian/Linuxベースなので問題ありません。
#配布されているパッケージの日本語ロケールファイルに問題があるので、localeフォルダのja.poとja_HIRA.poを新しいファイルに置き換えました。
ja.po←ja.poだけを使います
ja_HIRA.po
※googleグループに登録していないとダウンロードできません。

音が出ることもPicoボードが使えることも確認し、これで古いメビウスを最新の状態で使うことができるようになり、学習環境としても申し分なく使えることがわかりました。今年はこの環境を使ってどのような学習活動ができるのかということを研究していきたいと思います。

ちなみにKNOPPIX5.3.1では、「boot:」のところでキーボードが認識できないというエラーが発生し、ブートオプションを打ち込んでも「そんなものはありません」という意味のメッセージが出てvsync=54の設定ができませんでした。(起動はするものの画面がブラックアウトしたまま)

KNOPPIX Edu 8は、KNOPPIX5.3.1ベースながらキーボードが認識されたので、vsync=54の設定をして無事に起動しました。長いこと苦労しましたが、ようやくうまく行ったので大満足です。

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