2020年5月10日日曜日

カブトムシの世話(2020春)〜蛹化前のギリギリのタイミングで

新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が延長され、まだまだ予断を許さない状況もあり、Stay Homeということで、GWを含めた休日はできるだけ外に出ないようにしておりました。そんな中、ふと「カブトムシの世話をする時期はいつ頃だったかな?」と気になり、このブログを見直して、概ねGWの時期には夏前の世話をしていることを確認しました。(あれもこれも変更に次ぐ変更で、自分の中の季節感が狂ってしまっています)冬眠から目覚めた時期は、カブトムシたちが蛹化に向けた準備に入るため、最後にしっかり餌(クヌギと腐葉土)を与えて蛹化を待つことになります。
#冬眠前にしっかり太らせておくと良いようです。

前回の世話から約半年、この間にも、追加で腐葉土を入れたり加水したりと軽い世話をしていましたが、本格的にひっくり返して状態を確認しながらマットの交換を行いました。2017年から飼育マットをクヌギマット&腐葉土にしたのですが、この3年間でノウハウがだいぶたまってきました。腐葉土は、カブトムシの栄養源としては効率が悪く、かさばるけれども消費も多いということや、カブトムシ自体もこぶりなものになりやすいということがわかりました。それを補うためにクヌギマットを併用したり、朽木を年に7〜8本くらい入れて補ったりしています。そのためか、全体の1/3程度の個体は、かなり大きく育っています。

腐葉土自体の分解が進み、クヌギよりも早く黒土化してしまうということもわかりました。カブトムシのフンは、黒土そのものなのですが、細かく粉砕する前は、粒ガムよりちょっと小さいくらいの大きさ・形をしています。(クヌギばかりで飼育するとクヌギの匂いがしますが、腐葉土を混ぜているので土の匂いです)これを花の肥料として使っているのですが、腐葉土飼育になってからは、フンの粒だけでなく腐葉土が黒土化したものも出てしまうので、入れ替え作業が大変です。今回は、コンテナの半分ほどのフンと黒土を取り除き、クヌギマットと腐葉土を加水して敷いたところに使えそうなマットとカブトムシの幼虫を戻しました。加水したクヌギマットと腐葉土は、蛹室づくりのことも考えて予め少しつき固めておきました。カブトムシの幼虫は、69頭いました。(死骸が見つかったのは、1頭だけでした)

これで何とか蛹化前の世話を済ませることができました。あとは、夏に向けて約1ヶ月半ほど成虫になるのを待つだけです。新しい職場では、今の所カブトムシも花の肥料も必要な感じがしませんが、何かできることはないかと思っているところです。

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