先日お知らせした通り、羽化して飼育ケースの中で元気に動いているカブトムシたちですが、表に出てきて1週間くらい経つと、2匹のメスが交互にケースの底の方でモゾモゾと動き回っていてなかなか表に出てこなくなりました。これこそ産卵のサインと思ってそっとしておいたのですが、そろそろ幼虫が孵化しているのではないかと思い、マットをひっくり返してみることにしました。
#無惨な姿で見つかったカブトムシの残りの部分を探す目的もありました。顔や頭、羽根が見つかりメスだったということがわかりました。
蛹室作りや産卵のためにマットを少し固くしておいたところに、たくさんの卵がありました。まだ真っ白なものから、少し黄色くなっている(孵化が近い)ものまで十数個はあったと思います。幼虫は、既に7匹いました。あまりにも順調です。昨年は、卵を探すこともなくカブトムシたちが死ぬまで放っておいて、しばらくしてからマットをひっくり返して幼虫がいることを確認しましたが、今年は、予め卵や幼虫を別にしておいて、確実に育てて行く計画を立てました。
まず、エサとなるマットを夏場の安いうちに大量に購入しておいて、麦茶を入れるボトルにマットを詰めて、その中で1匹ずつ育ててみることにしました。この先、マットだけではお金がかかりすぎるので、適度に無添加の腐葉土を混ぜながら飼育して行こうと思っていますが、小さいうちはマットを食べてもらう方が良いだろうと考えて、はじめはマットのみにしました。突然ほじくり出されて、新しいマットの上に置かれた幼虫たちは、しばらくするとしっかりマットの中に潜って行きました。第1段階は成功といった感じです。
孵化していない卵ついては、バケツに同じマットを詰めてその中に入れ、孵化するのを待ちます。孵化が確認できたら、順番に麦茶ボトルに移していこうと考えていますが、あまり増えすぎると邪魔なので、適当なところで(成虫が死んだら)大きなケースにマットを高く詰めて、数匹一緒に飼育して行きたいと思います。昨年は、はじめに確認した時点で8匹一緒に飼育していましたが、最後には6匹になってしまったので、来年はもう少し確実に育てて成虫にできると良いなぁと思っています。
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