以前に、プログラミングができるWebアプリケーションとして、「eBasic」と「オンライン版ドリトル」を紹介しましたが、これらのWebアプリケーション以外にも、子ども向けのプログラミング学習環境として活用できそうなものがあっちこっちで紹介されていたので、以下にまとめておきます。
【PEN】
Webサイトでも「初学者向けプログラミング学習環境」として紹介されているだけあって、とてもわかりやすい作りになっています。PENで使われるプログラミング言語は、「xDNCL」と呼ばれるもので、大学入試などに使われる「DNCL」に準拠したものだそうです。アプレット版があって、Web上で使うことができます。プログラミングの経験があれば、簡単に使いこなせると思います。
【ビスケット】
Web上でプログラミングをすることを前提とした作りになっているものです。おもしろい特徴として、絵を描く場所(キャンバス)を共有することができ、共同作品を作ることができます。もちろん、独りでコツコツと作り上げても良いのですが、いずれにしてもネット上で公開することができるので、友だちの作業を引き継ぎながら完成させて行くということも可能です。残念ながらMac版のFirefoxでは、部品を作る窓の下の方がうまく表示できず、作品を作ることができませんでした。これはとても残念です。(改善して頂けるとうれしいです。)
【プログラミン】
文部科学省のサイトで公開されているもので、かなり手の込んだ作りになっています。はじめの見た目はそうでもありませんが、使っているとScratchによく似ていることがわかってきます。部品のキャラクターはとても親しみやすいのですが、各部品をドラッグしてくるまで各部品同士にどのような関連性やつながりを持たせられるのかがわからず、ブロックの形や色で使い方や関連性をアフォードするScratchに比べると、完成度は今一かなぁという気がします。また、コンピュータやネットワークの環境によっては、かなり重たく感じる場合もあるのではないかとも思います。
いずれにしても、子どもたちに使わせてみないと本当に使いやすいかどうかわかりませんが、各Webアプリケーションが競い合って独自の方向を目指すのではなく、共通化できる部分は共通化し、互換できるところは互換させつつ、それぞれのよさが生かせるような流れになってくれるとうれしいなぁと思います。
#贅沢な要望とは思いますが…。
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