先日、aitendoでPL-2303HXが載ったUSB-TTL変換を購入しました。その名の通りTTLとUSBを相互に変換するものですが、USBコネクタ(A)やクリスタル、発光ダイオード、L字ピンヘッダまでついて500円とはお値打価格だと思います。
早速、Arduino互換機であるDiavolinoや自作のDiavolinoクローンで使えるかどうか試してみました。これまで使っていたFTDIのFT232RLを載せた自作ケーブルでは、RTS(緑)、RXD(黄)、TXD(橙)、VCC(赤)、GND(茶、青)をDiavolinoにつないで動かしていました。しかし、aitendoのUSB-TTL変換には、RTSが出ていません。そこで、RTS(PL-2303HXの3番ピン)に導線をはんだづけして、「3V3」とシルク印刷されているところのピンヘッダにつなぎました。(3.3Vをピンヘッダまで引いてくるパターンは削ってあります)これで、FTDIのUSB-TTLケーブルと同じように使うことができるようになります。
次は専用ケーブルづくりです。共立で取り扱っているQIケーブルを加工して、USB-TTL変換のピン配列に合わせて専用ケーブルを作りました。反対のDiavolino側は、GNDを共有するように加工しました。これで無事にDiavolinoを動かすことができました。
ピンヘッダは、USBコネクタに比べて貧弱な感じで、子どもたちに使わせる際は気をつけなければならないことや注意させることが多いと思いますが、これだけ安くArduino互換機が自作できることがわかりました。これなら予算の厳しい学校現場でも使ってもらえると思います。(まぁこれが普及するためには、機器が安く使いやすくなるだけではダメなのですが…)今後は、複数のArduino互換機を使って、相互にやり取りさせながら使ったり、使用するプログラミングソフトウエア(Arduino-IDEやScratch、Dolittleなど)を工夫して、より簡単にアイデアを実現する方法を考えていきたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿