このところ、PCの自作に興味がなくなってきて、自室にある古いPCたちを処分したいなぁと思い始めていました。いずれも、Linuxで運用しているのですが、一番古いのは2003年に自作したCeleron 1.4GHzのサーバ(ファイルサーバ、DHCPサーバ、自宅LAN専用Webサーバとして使っていました)と、以前にUSB周りが壊れたマザボをカセットデッキの筐体に載せたもの(こちらはDuron 1.4GHz)なので、まずはこれを処分することにしました。
それぞれのPCを解体して、使えそうな部品だけ取り出しました。とは言え、かなり古いものですから、あまり欲を出して取っておいてもどうせ使わないだろうと考えて、思い切って捨てるべきものは捨てることにしました。メモリ、グラフィックボード、LANカード…マザーボードとどんどん片付けていき、サーバの筐体を見たときに、「小さな本棚くらいには使えそうだなぁ」と考えて、本棚として使うことにしました。
#今、この記事を書いているMacBookの下にあります。
本来ならサーバを先に作って移行作業をすべき所ではありますが、そもそもHDDを使い回すことを前提として作業をしていたので、Celeron D 330(2.66GHz)のマシーンにHDD(250GBのHDD2台)だけ載せてみました。はじめは、openSUSE 11.4アップデートインストールでうまく行きそうだったのですが、上手く再起動ができなかったのでクリーンインストールしてみました。(そのため、バックアップ保存していたデータが全部消えました。orz)それでも状況は改善せず、さてはハードウエアの問題だろうと考えて、変則的に接続していたHDDのIDE延長ケーブルを交換したらうまくいきました。はじめから、これをやっておけば良かったと悔やまれるのですが、後の祭りは日常茶飯事なので、くよくよしないで次に進むことにしました。その後、rootのパスワードを設定($ sudo passwd)し、YaST2の「ソフトウェアセンター」を利用してNetatalkやDHCPサーバをインストールしました。NetatalkはYaST2の「システムサービス」から動かして、DHCPサーバはネットワークサービスから設定ウィザードで設定をして、ファイアウォールも設定して以前と同じ環境になりました。
一方、先日直したばかりのUbuntuで運用してきたPC(Celeron 2.0GHz)も現役を引退させ、Atom 330(Dual 1.6GHz)を使うことにしました。このPCにはHDDを入れていないので、USB 2.0で接続している外付けHDDに最新のUbuntu 11.10をインストールしました。インターフェイスがだいぶ変わったので、ちょっと戸惑いながらも必要なソフトウエアを「Ubuntu ソフトウェアセンター」からインストールしました。でも、ちょっと細かいものになると、上手くインストールできない感じなので、「Synaptic パッケージマネージャ」をインストールして、今までと同じ環境で必要なソフトウエアをインストールすることにしました。まだまだ元の環境に戻ったというところまではできていませんが、時間を見つけてインストール&動作確認をしていきたいと思っています。
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