2012年2月18日土曜日

市販のLEGOをロボット化する実験

気がつけば、何も書かないうちに2月も半ばを過ぎていて、ちょっと慌てて1つだけ今やっていることを書いておきます。LEGO WeDoで使ったUSBハブとモータを使って、既存のLEGOブロックで作った物を動かすことはできないか、実験をはじめたところです。

手始めに、LEGOの青バケツに入っていた車輪などをつかって車らしきものを作り、WeDoモータでプロペラを回して進むかどうかやってみました。(制御ソフトはScratch 1.4を使用しました)青バケツに入っていた小さなプロペラを回しただけでは何も起きないので、直径6cmのDCモータ用のプロペラを加工して取り付けてみました。それでもダメなので、Amazonで購入したCrazy Action Contraptionsの部品を使ってプーリーを組み、回転数を上げて実験を続けると、プーリーを2段にしてプロペラを回転させたところでわずかに動きました。どうやら、構造が複雑になるほど重たくなるために、うまく動かないのだということがわかりました。また、この方法だと例え動いたとしても、静止や左右旋回などのコントロールが難しいので、あまり実用的ではないと判断しました。

次に、Crazy Action Contraptionsで車らしきものを作って、WeDoモータで動かしてみました。はじめは、プーリーで回転数を上げたものをそのまま使ったので、勢いよく飛んでいってしまいました。そこで、逆に回転数を下げて制御しやすい速さに調整しました。すると、前後へ細かく動かすことができるようになり、とても扱いやすくなりました。

そして、いよいよ一番やりたかった、2つのWeDoモータで車を制御する実験を行うことにしました。Scratchは前回も使わせて頂いた@abee2さんカスタマイズの「NanoBoardAGWithMotors」を使いました。モータが大きくてかさばるので作り方に工夫は必要ですが、前後進だけでなく、左右回転もスムーズに動くものを作ることができました。これなら、子どもたちに作らせることも可能だと思いました。

これからSPPに応募するのですが、並行して来年度の活動をどんなものにしようか思案している最中です。(イヤ、締切間近なので急がないと…)

0 件のコメント: