2012年2月23日木曜日

Puppy LinuxでJavaソフトを動かす

前回は、Puppy LinuxScratchを動かすところまでできましたが、Javaをインストールして、DolittleArduino-IDE、Processingなどを動かせたら4Roboとしても申し分ない状態になるので、それをめざして実験を続けてみました。

はじめに、PuppyパッケージマネージャからJava関連の物を探しましたが見つからず、OpenJDKで何とかならないかと思っていろいろとやってみたのですが埒があかない感じだったのでこちらも断念しました。そこで、初心に返ってOracleのJavaを使うことにしました。
#「[Puppy]Javaのインストール」に詳しいので参考にしてください。

Javaのダウンロードサイトから、Linux用の自己解凍版をダウンロードして、「/usr/」の中に、mkdirで「java」フォルダを作ってその中で解凍します。すると、「jre1.6.0_x(xはバージョン番号)」というフォルダができあがって、必要な実行ファイルやライブラリ類などが現れます。このままでは動かないので、「/usr/bin/」内で「ln -s /usr/java/jre1.6.0_x(xはバージョン番号)/bin/java java」としてシンボリックリンクを作ります。

ここまでで、debパッケージのdolittleをインストールして動かしてみましたが、文字化けして何が何だか訳がわからないものの、起動することには成功しました。

あとはフォントの設定だけなので、以前にやったことを生かして 「/usr/java/jre1.6.0_x(xはバージョン番号)/lib/fonts/」の中に、mkdirで「fallback」というフォルダを作って、その中に「ln -s /usr/share/fonts/default/TTF/M+1P+IPAG.ttf M+1P+IPAG.ttf」としてシンボリックリンクを作りました。これで、日本語表示も問題なくできるようになります。

今回の作業でJREの設定が出来ましたので、JDKのインストールも難しくないかもしれないと思っています。Arduino-IDEなどのインストールまでにはもう少し時間がかかりそうですが、少しずつ作業を進めていきたいと思います。

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