2012年2月21日火曜日

Puppy Linuxで子ども向けフィジカル・コンピューティング環境を構築する

これまで、KNOPPIX 6.0.1で作ってきた子ども向けフィジカル・コンピューティング環境(Scratchと各種マイコンボードの組み合わせ)でしたが、USBメモリの扱いがイマイチなので、他のLinuxを使うことを検討していました。以前は、Mint 12でやってみましたが、1.起動が遅い、2.カスタマイズドCD作りが面倒、3.日本語化がかなり不完全、という理由で別のものを探していました。

PC自体がかなり古いし、ハードウエアが特殊(?)なので、うまく動くものがなかなか見つからなかったのですが、以前からサイズの小ささで注目していた「Puppy Linux」でdebパッケージがインストールできるようになったという噂を聞いて、試して見ることにしました。

早速、Puppy Linux日本語版ダウンロードサイトから5.1.1-01jのISOイメージファイルをダウンロードして、CDに焼いて古いPCで起動するか確認しました。こちらは難なく成功。第1段階クリアでホッとしました。はじめにつまずいたのは、HDDへのインストールでした。取りあえず、情報を求めて探してみるとAZISATOさんのブログに詳しい手順が載っていたので、参考にさせて頂くことにしました。
これでようやく使えるようになりました。しかし、debパッケージのインストールまでには、まだ克服しなければならないことがありました。debパッケージをクリックするだけでインストール作業をしてくれるらしいことはわかったのですが、何も変化が無いのでどうやら失敗している様子。詳しく調べてみると、必要なライブラリ類が十分に揃っていないことがわかりました。とするとインターネットに接続しなければなりません。自宅に持ち帰ってネットにつないで作業を続けました。

 ネットへの接続は、自宅のサーバ経由で簡単に出来ました。次に、画面左下の「メニュー」から「セットアップ」とたどって、「Puppy パッケージマネージャ」を起動しました。「PETgetパッケージマネージャの設定」をクリックして、データベースを「ただちに更新」しました。(「パッケージレポジトリ」は「puppy-4-official」以下のすべてにチェックを入れました)そして、「dpkg」を検索すると「dpkg-1.15.3.1-w5c」が見つかったので、これをインストールしました。それから、Scratchのdebパッケージファイルをクリックしてインストールしました。今度は、うまく行った感じがしたので、「メニュー」→「ユーティリティ」→「Scratch」とたどって起動を試みましたが起動しません。どうやら、実行ファイルやプラグインファイルのパーミッションの設定がダメなようです。

そこで、デスクトップ上の「端末」を開いて、「/usr/lib/scratch/」内の実行ファイルや「Plugins」内のファイルを「chmod」して実行できるようにしました。これでもまだダメなので、「/usr/bin/scratch」をviで開いて「-vm-sound-pulse」を「-vm-sound-ALSA」に変更しました。これで何とかScratchを動かすことに成功しました。もう少し作業は必要ですが、ここまで出来れば後はそれほど難しくないと思います。

次は、Javaの開発環境をインストールして、DolittleArduino-IDE、Processingなどを動かしたいと考えています。

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