2016年11月6日日曜日

acerの古いサブノートにLinux Mint 18をインストールする

これまで、フィジカル・コンピューティングを小学校の教育活動に持ち込む研究(←サービス終了につき閲覧不可)の中で入手したacerの古いASPIRE oneにLinux Mint 16を使ってフィジカル・コンピューティング環境を構築していたのですが、これを18にアップグレードするべく作業を開始しました。

当たり前のことですが、CD/DVDドライブのないサブノートのOSをアップグレードするのですから、DVD-ROMイメージ(.iso)を使ってインストールDVDを作っても意味がありません。これまで、imageファイル(.img)からブータブルUSBメモリを作った経験はあったのですが、ISOファイルでも同じようなことができるのか調べてみました。すると、同様の手順でブータブルUSBメモリを作っている記事を見つけました。
#「re:inventing the wheel」さんの「MacOSX上でISOファイルからインストールUSBディスクを作る」を参考にしました。

基本は、「diskutil」コマンドと「dd」コマンドを使う、時間はかかるけど単純な作業。ということで、まずはLinux Mintのサイトから現時点での最新版「Linux Mint 18 "Sarah" - MATE (32-bit)」のISOファイルをダウンロードして、手近にあった2GBのUSBメモリを使ってブータブルUSBメモリを作ることにしました。

備忘を兼ねて、手順と使用コマンドをまとめておきます。(はじめに、「ディスクユーティリティ」を使ってFATでフォーマットしました)

$ diskutil unmountDisk /dev/disk2
$ sudo dd if=linuxmint-18-mate-32bit.iso of=/dev/rdisk2 bs=4m
※「disk2」の前の「r」は、高速にするため。「bs=4m」は、1回毎の書き込みブロックサイズを指定して、「4MB」にしている。(前がそうだったから4mにしただけで、特に根拠はない)
$ diskutil eject /dev/disk2

これでLinux Mint 18のブータブルUSBメモリが完成しました。これをASPIRE oneに挿して起動すると、無事にLinux Mint 18が起動してくれました。16からのクリーンインストールを目指して、インストール作業開始。
#インストールは、「LinuxMint 18: LinuxMint 18をインストールする」を参考にしました。

とりあえず、ここまででLinux Mint 18で動かすことができるようになりました。フィジカル・コンピューティングができるようにするためには、もう少し時間がかかりそうですが、時間を見つけて作業をしたいと思います。

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