2021年12月26日日曜日

Raspberry Pi 400を使ってみる

なかなか手に入れることができなかったRaspberry Pi 400(キーボード一体型RPi)がSwitch Sienceで少々値引きされているというのを知って衝動買してしまいました。購入したのは、もちろんUS配列。技適もクリアしてるやつです。

電源もSDカードも自宅に在庫があるので、付属品なしの単品を購入。いつものRaspberry Pi ImagerでRaspberry Pi OSの起動SDカードを作って、RPi 400のカードスロットに挿して起動します。電源は、USB-C形状のコネクターで3.0A流せるアダプター(もしくはUSB電源とUSB-Cケーブル)が良いようです。HDMI出力は、microが2つなのでどちらに挿しても大丈夫。SDカードの相性問題に遭遇してちょっと手間取ってしまいましたが、無事に起動することができました。(中身は、Raspberry Pi 4の4GBと同等な基盤が組み込まれていることがわかりました)

初回起動時には、通過儀礼となる初期設定などを行い、ソフトウエアのアップデートが行われました。再起動後に「Recommended Software」からScratchVisual Studio Codeなどのプログラミングに関するソフトウエアをインストールしました。ついでに、Libre Officeも一応インストールしておきました。その他に、「Add/Remove Software」からArduinoInkscapeなどのLinux環境でよく使っているソフトウエアをインストールしました。(初期設定の際、日本語を選択したのでFcitx-Mozcが自動的にインストールされていました)

RPi 400の本体重量は400g弱程度で、AppleBluetoothキーボード(自宅では、これよりも古いUSモデルを使用)よりは若干重く、メカニカルキーボードよりは軽いという感じ。打鍵感の良し悪しを言うのは野暮ですね。そこを目指した製品じゃない。キーボードのような見た目のこの機械を持ってモニタのあるところへ行って、そこで作業をするというような使い方が想定されているように思います。LANは無線も使えるため、モニタがタッチパネルだった場合には、有線で接続が必要なのは電源とHDMIだけということになります。そう考えると、欲を言えばラップトップPCのようなタッチパッド付きの物があると良いように思いました。(私自身はタッチパッドよりマウス派です)

プリンターについては、LANで共有しているのですぐに使うことができました。これはとても便利です。(最近、家族がネットワーク上のプリンタの使い方を覚えて何でもプリントアウトするようになってしまっていますが…)これから、いろいろといじってみたいと思っています。

今回の作業では、Switch Sienceのサイト内でビギナーズガイドが提供されているので参考にしました。GIGAスクール構想Chromebookの方が注目度が高くなっていますが、縛りのきついChromebookに比べてLinuxの自由度が高いRPiの方が自分にとってはしっくり来る感じがしています。(Google Workspaceは便利ですけどね)

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