2025年7月12日土曜日

カブトムシ飼育環境を転用してミニトマトを育ててみる

このBlogで長い間紹介してきたカブトムシ飼育でしたが、最後の報告が約2年ほど前で、去年の秋には最後の1頭が亡くなっておしまいになっていました。残ったのは、クヌギマットと腐葉土。これを何かに使えないかと思ったまま約1年が経とうとしています。そんな中、家庭菜園的なものをやってみてはどうかと思いたち、道具の準備を始めました。

もともと、「野菜のベランダ栽培」もこのBlogで紹介していた通り、職場のベランダで野菜の栽培をしていました。(趣味ではなく、「食農教育」の一環としてですよ。念の為)このときは、土を使って栽培をしていましたが、今手元にあるのはクヌギマットと腐葉土だけ。近所のホームセンターであれこれ考えながら、この環境で育てられそうなものとして選んだのが「ミニトマト」でした。

KAGOMEが製造している、「トマトの土」があって、この主成分が「ヤシガラ」と言われるものだったので、「ヤシガラでできるならクヌギでもできるんじゃない?」と思ったのでした。(深い根拠はありません)とは言え、本当にうまくできるかわからなかったので、(弱気にも)このトマトの土も購入して、一緒に使ってみることにしました。

寄せ植えができるくらいの広めの植木鉢とスタンドを用意して、その中にクヌギマットと腐葉土、そしてトマトの土を混ぜた栽培土を作り、その中にミニトマトの苗を3株植えました。ベランダ栽培の大きな問題は、ベランダ床の熱さです。特に夏場のベランダ床は熱くなりやすく、植物が熱にやられないように工夫する必要があります。そのため、植木鉢をスタンドに載せて、ベランダ床の熱が直接伝わらないようにしました。

植えたあとにしっかり水やりをして(雨も降ったけれど)、1日経ったら結構しっかりと根が張ってきた感じでした。これがうまくいくようなら、このクヌギ&腐葉土をベースにして別の野菜栽培にも挑戦していきたいと思っています。野菜ごとに必要な培養土の条件が微妙に違ったり、同じ土で連作しない方が良かったり、寄せ植えに向いていない組み合わせがあったりして考えなければならないことはたくさんあるのですが、それも含めて楽しみながらやっていきたいと思っています。

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