以前の続きです。このBlogでも紹介したKORGのvolcaシリーズの中で、「volca sample2(以下「sample2」と略記)」というサンプラーを購入して使ってみた話を書きました。
このsample2には、KORGの公式サイトからダウンロードできるアプリが用意されています。このアプリを使うと、sample2の中に入っている音のデータを保存したり別のデータに入れ替えたりすることができます。volca sample2/Librarianから「volca sample Librarian(以下「Librarian」と略記)」アプリをダウンロードして、iMacにインストールして試用してみました。
#sample2のダウンロードサイトに取扱説明書やMIDIインプリメンテーションチャート、各種アプリが用意されています。追加のボーナスパックやサウンドパックなどもダウンロードして使うことができます。
microUSBケーブルでiMacと接続して、sample2の電源を入れてからLibrarianを起動します。Librarianを先に起動してしまった場合には、sample2を起動してからLibrarianを起動し直す必要があります。また、sample2はUSBからの給電では動かないので、ACアダプターからの給電が必須となります。接続に成功すると、自動的にsample2内のデータが参照されて、「PATTERNS」と「SAMPLES」の2項目で表示されます。
#「PATTERNS」を選んで「ファイル」メニューからパターン・データの保存が、「SAMPLES」を選んで「ファイル」メニューからサンプル・データの保存が、それぞれできるようになっています。
試しにダウンロードサイトから入手した「volca sample: Bonus pack vol.1」「volca sample: Bonus pack vol.2」「volca sample: Bonus pack vol.3」をsample2に入れて音を確認していきたいと思います。まず、ダウンロードしたボーナスパックのZIPファイルは、任意の場所で解凍しておきます。これを、Librarianの「ファイル」メニューから開いて、「.vlcspllib」という拡張子になっている、ライブラリデータを読み込みます。次に、Librarianの「送信・受信」メニューから「ライブラリ・データを書き込み」を選択すると、sample2にデータが書き込まれます。上書き保存されるので、元のデータが必要な場合は、あらかじめ「送信・受信」メニューから「ライブラリ・データを読み込み」でデフォルトのライブラリを保存しておくと良いと思います。
vol.1〜3まで音を確認してみましたが、時間泥棒ですね。(^^;;;(自作スピーカーのせいもあって無駄に音がいいし…)使っていて楽しくなってきました。注意点としては、ライブラリ・データを読み込んだあと、電源を一度落として再度入れ直した方が音いじりがしやすくなる感じでした。特に、あらかじめプログラムされているシーケンスデータで音の確認をしたいときに、ライブラリ・データを読み込んだ直後は、演奏される音に不自然さを感じますが、一度電源を落としてから再度入れ直すとまともに再生されることがわかりました。1音ずつの読み込み/書き込みもできるようなので、しばらくは何ができるか戯れてみたいと思います。

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