先日来、OpenSUSE 11.0及びKNOPPIX Edu 7で動かしてきたScratch1.3ですが、現在最新のKNOPPIX 5.3.1では果たして動くのだろうかという疑問がわいてきたので、実験してみることにしました。
実験は、リサイクルPC(←サービス終了につき閲覧不可)に載せてある、IDE接続の4GBのCFカードにインストールしたKNOPPIX 5.3.1 CD版を使いました。別のマシーンでCD起動した5.3.1を使って、USBカードリーダーに接続したCFカードにmkbootdevして起動ディスクを作り、リサイクルPCに取り付けました。次に、継続的なKNOPPIXイメージを作成して、Scratch 1.3の起動・動作に必要なファイルを保存・展開してインストール作業をしました。
その結果、日本語表示については全く問題なく、KNOPPIX 5.3.1上でScratch 1.3を使うことができました。
8GBのUSBメモリにインストールしたKNOPPIX 5.3.1 DVD版でも同じように問題なく動作しました。しかしこの過程で、これまで実験してきたすべてのLinux環境で日本語入力に問題がある(文字化けする)ことが判明してしまいました。日本語パッチのあたっていないSqueakを使うと、日本語入力さえつながりません。そこで、日本語のSqueakダウンロードサイトから、「SqueakVM3.7-7-JPatched」をダウンロードして、Scratch付属のSqueak3.9-8と入れ替えて使うことにしました。それでも、テキストが文字化けして、日本語が使えると言える状態にはなりませんでした。(コピー&ペーストなら問題ないのですが…)このことについてScratchを開発していらっしゃる方々に報告し、対応をお願いしました。
それにしても、開発者のみなさんと直接やりとりしてお願いをしてしまったり、自分がやったことを評価していただいたりしたことで、「参加できた」という喜びを感じるとともに、みなさんが丁寧に対応してくださるのには本当に驚きました。どこぞの企業の社員を相手に話をしているのとはわけが違う。
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