2009年2月8日日曜日

子ども向けのオープンソース・プログラミング環境

子ども向けのオープンソース・プログラミング環境であるMITの「Scratch」について、これまでに何度か書いてきましたが、この他にもいくつか子ども向けのオープンソース・プログラミングの環境があります。ITmediaの記事で「Alice」とか「Shoes」というのが紹介されていたので、ちょっと使ってみました。

「子ども向けのオープンソース・プログラミング言語」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/26/news022.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0812/26/news022_2.html

Scratchが2D(2次元)なのに対して、Aliceは3D(3次元)な世界観の中でプログラムを組んでいきます。様々なオブジェクトを3次元空間の中に配置し、ストーリーを作って行くような感じでプログラミングをします。用意されているオブジェクト(部品のようなもの)が豊富で、あれこれと引っ張り出してみるだけでもおもしろいです。

Shoesは、Rubyを使ったアプリケーションで、プログラムを記述することで動作させるものです。その点でScratchやAliceよりも若干敷居が高いかもしれませんが、プログラミングそのものは比較的簡単で、ユーザサイトにアップロードされている他のユーザが作った多くのプログラムを転用できるので、試行錯誤しながら使い方を学ぶことができます。

今回紹介した2つは、いずれもMac版、Linux版、Win版がそろっているというのが魅力です。特にShoesは、各プラットホームでの動作に大きな差がなく、安定して動作してくれます。難点は、日本語に対応していないことでしょうか。日本語化プロジェクトが立ち上がってくれるとうれしいのですが…。
#自分でやれと言われそう…。

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