Web2.0とか、Webアプリケーションとか、ASP(Application Service Provider)という言葉が目新しさを失いつつありますが、MSもGoogleも目指すところは「OS=Webブラウザ」であり、ユーザにその垣根を意識させないようなOS開発することなのだそうです。
で、Webブラウザの可能性を広げるという意味で、Webブラウザ上でプログラミングができちゃうものがあるので紹介します。
【eBasic】
Webブラウザ上でBASICプログラミング(ちょっと懐かしいかも)ができるWebサイトです。イーテキスト研究所という、この業界では結構メジャー(かなり主観的評価)な出版社のサイトで、このeBasicに関わる本も出版されています。私自身は、何年前だか忘れるくらい前に、PC-8801でBASICプログラミングを学びました。(その前に、MSXマシーンでやった気も…)このプログラム自体は、Flashでつくられているようなので、プラグインをインストールしていないと動かせないのですが、この辺りも「OS」に対する「機能拡張」と「Webブラウザ」に対する「プラグイン」が似た関係であると考えれば、Webブラウザにはまだまだ様々な可能性がある気がしてきます。
【オンライン版ドリトル】
これも懐かしい(?)タートルグラフィックのソフト(LOGO)に似ているドリトルのオンライン版です。このプログラムはJavaアプレットになっているため、やはりJavaのプラグインが必要です。こちらは、日本語でのプログラミングができますので、それだけでも敷居が低く、小学生でも十分に活用できると思います。ドリトルのサイトは資料が充実していますので、誰でも手軽に始められると思います。
私自身が、「プログラミングと制御」について少しだけ勉強している最中なので、これからはこうしたWebアプリケーションでロボットを動かす(自分の手元にあるものだけでなく、遠くのものを遠隔操作することも)ことができると面白いのではないかと思っています。
#でも、小学校のPC&ネットワーク環境では、Webアプリケーションの使用を厳しく制限していることがあるので、活用されにくいかもしれません。
本当は、MacやLinuxでいろいろなロボットを動かせると面白いのですが、Win対応のものばかりで、MacやLinuxに対応した「ロボットを制御できるソフト」や「ロボット製品」が少ないのが難点なのです。本当のところは、RS-232Cポートを開けさえすればあとは命令を流すだけというようなロボット製品なら、MacやLinuxでも簡単に対応できるのではないかということを教えて頂いたのですが、私自身がそういうことをちょちょいとやれるほどの技術がないというのが最大の難点なのです。(^_^;;;
Webブラウザで動くこうした環境が、ハードやOSの違いを埋めてネットを通じてロボットを制御できるようになったらおもしろいと思っているわけです。
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