今年、東京で2回目の開催となったOSC 2009 Tokyo/Fallに行ってきました。短時間で必要最小限のところを回って来ましたが、中でも一番のお目当ては、「KNOPPIX/Math 2009」でした。これをGetし、急いで帰路につきました。
帰宅して、早速動作確認をしました。部品を寄せ集めて作ったライブCDの動作確認用のPC(Celeron 2.0GHz搭載)で起動させたところ、8インチ液晶モニタの画面の表示がずれてしまうという現象に出会いました。「自動調整」もうまくいかなかったので、Celeron D 330(2.66GHz)を載せた別のマシーンで起動実験を続けました。こちらは問題なく起動しました。そこで、このマシーンを使って「CFカード」にKNOPPIX/Math 2009をインストールし、動作実験を継続することにしました。
先ほどの、ライブCDの動作確認用のPCでは、DVDから起動するとうまくいかないのに、CFカードから起動すると、普通にデスクトップが表示され、問題なく使えることが分かりました。また、以前に作ってあったリサイクルPCでも問題なく動作してくれました。
USBメモリやCFカードにインストールするメリットは、容易にカスタマイズができること。変更した所だけ、「継続的なKNOPPIXディスクイメージ」に保存しておいてくれるので、コンピュータの電源を落としても、次に起動した時には、カスタマイズした環境で使いつづけることができます。もし、カスタマイズに失敗しても、「knoppix.image」を読み込まずに起動して、もう一度「継続的なKNOPPIXディスクイメージ」を作り直せば、また元の状態から始めることができます。それに、CD-ROMから起動するよりも少し速く起動します。USBメモリはUSB 2.0が必須(1.1だと遅すぎる)ですが、CFカードはマザーボードに直接IDE→CFカード変換ボードを差し込んでいるので、余計に速く感じます。SSDも流行っているので、今後はHDDレスで安定したSSDなPCが出現するとおもしろくなってくると思っています。
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