昨日、KNOPPIX 6.2をHDDにインストールしましたが、常用するためにはいろいろと手を加える必要があります。その作業について、備忘をかねてメモ程度にまとめてみようと思います。
まず、ネットワークの設定をします。自宅では、openSUSE 11.2でDHCPサーバを立てて使っているのですが、DHCPサーバのためだけにopenSUSEを起動しないといけないというのは面倒です。そこで、HDDにインストールしたKNOPPIX 6.2にIPアドレスを設定して使いたいと考えました。ところが、いろいろと探している中で、rootのパスワードを設定しないと何もできないことが分かってきました。という訳で、初めにやるのはrootのパスワード設定ということになりました。端末(ターミナル)を開いて次のようにコマンドを打ちます。
> su
# passwd
すると、パスワードを聞いてくるので同じパスワードを2回(2回目は確認)入力します。これで、諸々の設定作業中にrootのパスワードを聞かれても大丈夫になります。
#LXDEメニューから「設定」→「Set password for root」からでも設定ができます。
ネットワークの設定は、LXDEメニューから「システムツール」→「ネットワーク・ツール」でネットワーク・デバイスを選択(ここではeth0でした。)し、IPアドレスなどを設定すれば完了です。
#ついでに、NTPをインストールして時刻の設定もしてみました。
次に、Java関連の環境整備に着手しました。ソフトウエアのインストールは、「パッケージマネージャ」を使います。SUN-Java6だけをインストールすると、うまく起動しないものがあったので、OpenJDKも一緒にインストールしてみました。すると、とりあえず必要なものが動くことが分かりました。
#所々文字化けがあったりして、さらにチューニングが必要ですが…。
そして、これから研究のために使って行くソフトウエアをインストールしました。EtoysやScratch、Dolittle、Arduino、Processing、Aliceをインストールして起動テストを行いました。全てOKだったので、これで研究のための環境が整いました。(やれやれ…。)
これからいろいろとやっているうちに不都合なことが出てくるのだろうと思いますが、今日の作業はここまでにしておきます。
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