買ったままほったらかしになっていた「STA457C」(サンケン電気)というHブリッジドライバICの動作確認をしてみました。資料が乏しく(というより、自分の知識が乏しい…)わからないことだらけだったのですが、とりあえずメーカーのWebサイトから技術資料(PDFファイル)をダウンロードし、わからないなりに試行錯誤してみることにしました。
まず、等価回路図を見て、STA431AやSTA434Aとは明らかに違う感じがしました。にもかかわらず、外形図の「STA 10 pin」のところには、STA431AやSTA434Aと同じピン配列で書かれていました。ここがつまずきどころだったのです。いろいろと考えた末に、等価回路図の方を信頼することにしました。
2番ピンと7番ピンをVccに、5番ピンと10番ピンをGNDに接続して、3番ピンと8番ピンをモータに接続しました。残りは、1番ピン、4番ピン、6番ピン、9番ピンですが、1番ピンと9番ピン、4番ピンと6番ピンをそれぞれ接触させるとモータが回る(回り方は逆になる)ことがわかりました。動作としては本当にこれで良いのかなぁという不安もありますが、とりあえず動かすことができたのでよしとします。一定時間回し続けるとICが熱くなっていくという問題はあるのですが、これが異常なことなのか普通なことなのかはわかりません。(^_^;;;
さらにこれをArduinoから動かしてみることにしました。モータへの電源までArduino任せにするのは酷なので、Arduinoには制御だけを行わせるような仕組にしようと考えました。こういうときに便利なのが「フォトカプラ」です。
#本当は、ロジックICなんかを使いこなせちゃうとカッコイイんでしょうけどね。
2つのHブリッジドライバの制御のために、4回路のフォトカプラを使ってモータを動かす回路を組んでみました。はじめは極性を間違えてうまく動かせませんでしたが、もう一度極性を考えて回路を組み直すと、無事に動かすことができました。
これを使えば、LEDを点灯させる程度の電気で、2つのモータの制御が可能になります。次は、Gainerでもやってみようと思います。
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