前回の1.x系の更新に引き続き、KNOPPIX4Roboの2.x系の更新作業を行いました。更新の中心は、1.x系の更新と同じ作業をすることと、Arduino-IDEとProcessingをインストールすることです。今回は、今まで$HOME(/home/knoppix/)にインストールしていたものを、できるだけ「/usr/local/bin/」に移動し、$HOME内をスリム化することも作業リストに入れました。
#同様の作業を1.x系でも行って、作業環境としての共通性を保持することにしました。
必要なファイルとフォルダを所定の場所に配置した後、chrootで作業開始。etoys(3.0)を削除したり、Scratchのソースから作って頂いた各種Scratchを1つにまとめて、それぞれをシェルスクリプトで起動できるように(この作業は1.x系でも行った)したり、更新したApplicationをLXDEメニューから起動できるようにdesktopファイルを書いたり、必要ないファイルやフォルダ(更新のために使って必要なくなったものも)を削除したりして、無事に更新作業は終了しました。
ところが、この作業が終わった段階で、sourceフォルダが1.9GB近くまで膨れ上がってしまいました。これでは、圧縮しても700MBのISOに収めるのは難しいです。そこで、あっちこっちフォルダを覗き込んでいらないファイルを削除した後、Processingのexampleフォルダから、フィジカル・コンピューティングに関係ないファイルを削除しました。
さて、おもむろにあの長いコマンドを打ち込んで、KNOPPIXを圧縮します。今回は、「create_compressed_fs」に「--best」オプションをつけてみました。すると、その作業時間の長いこと!圧縮作業が終わるまで、約3時間もかかりました。1回目は700MBオーバーしたためにやり直して、2回目はdesktopファイルの設定ミスでやり直して、三度目の正直でようやく完成しました。(合計約9時間!!!)
一応、必要なソフトウエアは動作することを確認しました。(ハードウエアをつないでいないので本当に動くか微妙ではありますが…)今回は、いろいろな作業の合間をぬって行ったので、本当に疲れました。(^_^;;;
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