7月も中旬に入り、そろそろカブトムシが成虫になる頃です。そこで、早い時期に幼虫として発見されたものから順に、確認作業をすることにしました。とは言え、まだ羽化していない蛹の蛹室を壊してしまうと大変なことになるので、慎重に作業を進めました。
麦茶ボトルに入れておいたものは、2頭が羽化不全、蛹化不全で死んでいたのをのぞいて、全て成虫になっていました。全部で10頭。もともとこのカブトムシは、観察したら逃がしてやる予定だったのですが、メスが多いのがもったいない気がして、ちょっと保留。麦茶ボトルで育てたものは、1〜2頭の個室に近い状態だったので、競争する必要がなく穏やかに過ごしたためかメスが多くなったのかなと思いました。(そんな単純な話ではないのかも知れませんが…)まぁこの方法で育てたのが始めてなので、もう少し繰り返しやってみて結論を出したいと思います。
多頭飼育のケースの方は、上の方から慎重にマットを崩していくと、出てくる出てくる。オスばかり5頭ほどみつけたところで掘り進むのをやめました。途中、羽化不全で死んでいたのを2頭見つけたので、全頭羽化は叶いませんでしたが、もしまだ羽化途中のものがいるようなら、これ以上掘ると危険だと判断し、成虫の活動スペースを確保するためにマットの一部を取り除いて餌(昆虫ゼリー)を入れておきました。
幼虫になるのが一番遅かったものを入れたケースでは、蛹になっているのもいますが、まだ前蛹状態のものが残っています。マットの上で蛹になってしまったものについては、対応を考えなければなりません。取りあえず人工蛹室を作って、縦に入れてあげました。(はじめてなのでうまくいくかどうかわかりません)
これで3年目となったカブトムシ飼育ですが、これまでの反省を活かして、大きなケース(屋外用コンテナ)を用意することにしました。これならば、近所の公園で落葉広葉樹の落ち葉を拾い集めて飼育することも可能です。(マットだけで飼育するのはかなり辛かったので…)成虫が出てきたばかりなのに、既に幼虫のことを考えているあたりがなんとも言えないところですが、できるだけ「じゃま!」と言われないように気をつけながら育てていきたいと思います。
2 件のコメント:
少数のかけ算の記事から,読ませていただいています。ウチも今年で5年目です。一般的な押し入れ衣装ケーで一箱もらい,以来繁殖させています。今年は5ケース160匹の幼虫が生まれたので,各所に養子に出して数を減らしました。
最初に生まれた卵は3週間たってもう孵って炒ると思うので,成虫のいるときに次の幼虫のことを考えざる終えませんよね,更に大きなケースでの飼育は考えておりませんでした。これからもレポートを教えてください。
160とはすごい数ですね。衣装ケース飼育も考えたのですが、ただでさえ狭い家の中なので置き場所がなく、自分の部屋で飼育するのも、他の荷物が多くてダメ。結局、屋外コンテナにしました。でも、アリ、ゴキブリ、ナメクジetc別の心配もしなければならないことに気づいて、対策を考えているところです。
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