2023年1月8日日曜日

IchigoJamからの電気信号は簡易なシンセサイザー(monotronシリーズ)のOscillatorになるのか検証する

以前の続きです。IchigoJamのピンソケット(「SOUND」と「GND」)からパルス(矩形波)を出して、それを簡易なシンセサイザーに入れて音が変化するかやってみています。今回使うシンセサイザーは、KORGの「monotron Duo」と「monotron DELAY」です。回路図を見ると、外部入力(aux)からVCF(Voltage Controlled Filter)につながっているようなので、これでもIchigoJamからのパルスを変化させることができそうです。(SX-150のときも同じことを思っていた)

例によって自作のケーブルを使ってIchigoJamからの電気信号をmonotron Duoの「aux」に入れるように配線して、前回作ったプログラムを使ってPS/2キーボードを操作して音を出してみました。SX-150ではうまくいきませんでしたが、今回はあっさり音が出てくれました。VCFを通って出て来た音をオシロスコープ(DSO 062)で測定すると、ノコギリ波のような波形を作ることができました。monotron DELAYの方でやってみると、フィルタがかかって波形は変化するもののDuoほどには変化しませんでした。

アンプ付きコンパクトスピーカー(TVR35WH)で音を聴いて確かめてみると、パルス(矩形波)が歪んだ感じになることがわかりました。monotron DuoのVCF(「CUTOFF」と「PEAK」)やmonotoron DELAYのVCF(「CUTOFF」のみ)のダイヤルを回すと、音の変わり具合を調整することができました。

という訳で、IchigoJamの電気信号は、monotron DuoやDELAYのOscillatorになることがわかりました。ここまでできたら、再度SX-150とつないで音を変化させるとか、KORGのvolca modulerとつないでみるとかといったことに挑戦してみたくなりました。

SX-150の方はmark IIもあるので、PAM8403(D級アンプIC)にボーリューム(可変抵抗)をつないだモジュール(GF1002)を見つけて購入したのでやってみたいと思っています。

volca modularの方は、その名の通りモジュラーシンセサイザーですので、こういう実験とは親和性が高いものと思います。どんどん沼にハマっていく予感がしますが、楽しいのでやめられません。

0 件のコメント: