2023年2月13日月曜日

Scratchでプログラムして4 keyミニキーボードで楽器風に演奏してみる

以前の続きです。4 keyミニキーボードを管楽器のピストン風にして、これを使って楽器を演奏しているような雰囲気にしたいということです。前回までにミニキーボードの改造が終了しているので、今回はScratchのプログラミングをやっていきます。
(久しぶりにScratchで音楽系のプログラミングをしてみましたが、ちょっとしょぼくなっている気が…)

メインのプログラムは以下のとおりです。
https://scratch.mit.edu/projects/799298176/
雰囲気を出すために、トランペットのスプライトを使い、スクラッチキャットが演奏している風にしてみました。(笑)

「吹く」という動作は、「スペースキーを押す」ことで代用しました。本当は、ブレスコントローラーがあればよいのですが、手頃な値段のものがないため代替の方法にしたという訳です。電気的に使いやすい方法を考えると、コンデンサマイクやファンを使う方法が考えられると思います。
(本当は、PicoBoardLEGO WeDo 1.0(解説)が使えたら良いのですが、現行のScratch 3.0では両方とも使えません)

コンデンサマイクを使う方法は、PC用のマイクを接続して息を吹きかけるだけでもできるかもしれません。マイクは複数台在庫があるので、練習用のプラスチックマウスピース(YAMAHATMPTR」など)と組み合わせて、何か作れないかなと妄想しています。Scratchでは、マイクからの「音量」をセンシングすれば何らかの数値が出てきそうです。

ファンを使う方法は、micro:bitMakey Makeyとの組み合わせでできるのではないかと思います。本来は、ファンに電気を流してファンを回す使い方が一般的ですが、逆にそのファンを吹いて回して何らかの電気を得ることができないかということです。この電気をセンシングしてScratchへの入力として使えたら、「吹く」という動作を電気信号に変換することができるように思います。できるだけ小さなファンを用意して、息を吹きかけて回して出てきた電気をmicro:bitやMakey MakeyにつないでScratchに入力すれば良いのではないかと思います。

次の懸案事項は、音程の変え方です。管楽器は「吹く」だけでなく、吹き方で音を高くしたり低くしたりする楽器です。これをどのように再現するかということが課題となります。やはりしばらくは試行錯誤が続きそうです。

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