2024年2月16日金曜日

LEGOブロックなどでステアリングを作る

ロボットカーづくりの続きです。今回は、Geekservoの「Grey GeekServo 2KG Servo」を使います。

これまでのロボットカーは、いずれも2つの駆動輪を別々にコントロールするように設計していて、片方だけを前進させると反対側に回転する(ex.右車輪を前進させるとロボットカーは左回りに回転する)ようになっていました。ロボットカーづくりでは、この方法が最も簡単に設計できるため、今後もこの方法を採用することが多くなると思いますが、この方法だと駆動輪を車体の前方に配置した場合は、後方には車体を安定させるためのボールキャスターなどを設置しなければなりません。また、動かしたときも車体の長さが長くなるほど、後方が大きく振り回されるような感じになります。(駆動輪を後方にした場合は、前方が振り回される)これでは、自動車のようなスムーズな動きを再現するのは難しいことになります。

そこで、LEGOブロックなどを活用してステアリングのような仕組みを作り、サーボモータで動かして本物の自動車の動きに近づけることができないかと考えて、試しにやってみることにしました。

ステアリングの仕組みはラジコンカーのステアリングを参考にしました。実際に、ステアリングだけを購入してその動きを調べてみて、LEGOブロックなどでも再現できそうなことがわかりました。使えそうな部品は、主に「LEGO Crazy Action Contraptions」からピックアップしました。作業をしている中で、穴の空いたブロックに挿す(つなぐ)ピンのような部品には、いろいろな役割をもっているものがあることを知って「よく考えられているなぁ」と感心しました。GeekservoのGrey GeekServo 2KG ServoもLEGOにジャストフィットなのでまたまた感心しながら作業を進めました。



LEGOで組み立てたステアリングを使って、後輪駆動・前輪ステアリングのロボットカーのようなものを作ってみました。これが期待通りに動くのか試していませんが、以前と同様にワークショップモジュールmicro:bitと電池ボックス+micro:bitの組み合わせで、ラジコンカーにして動かしてみたいと思います。

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