2025年1月19日日曜日

volca modularと戯れる

以前から愛用しているKORGvolcaシリーズですが、中でもvolca modularは、昔からの憧れだったアナログシンセサイザーをコンパクトに再現した入門機だと思っています。これを使いこなせたら楽しいだろうと思って購入しましたが、じっくり腰を据えてvolca modularと戯れて、アナログシンセの面白さを体験してみたいと思いつつ、時間貧乏な生活をしているのでなかなか実現させることができていませんでした。とは言え、いつまで待っても時間は生まれないので、とにかく始めてしまえと見切り発車してみます。
#余談ですが、私がシンセサイザーをいじりはじめた頃は、アナログからデジタルへの移行期で、YAMAHADX7が脚光を浴びている時期でした。
#当時の私の愛機は、RolandJUNO-106(←現在はSoftware Synthesizer)でした。

始める切っ掛けは、YouTubeで見つけたKORG EXPERIENCE LOUNGEの動画(「マシンライブへの脇道 ~君は volca modular と友達になれるか 編~【配信アーカイブ】」と「マシンライブへの脇道 ~君は volca modular と友達になれるか編~ 後編」)を観たことでした。今回はこれを参考にしながら、しばしvolca modularと戯れてみたいと思います。

使用する機材は、BehringerSWINGというCV/Gate&MIDI対応のキーボードを使ってvolca modularをコントロールします。つなぎ方は以前の記事でも紹介しているとおりです。おさらいをしておくと、SWING(キーボード)の「KB CV」出力と「Gate」出力をTRS(ステレオミニプラグ)に変換してvolca modularの「CV-IN」に接続します。ステレオミニプラグ⇔モノラルミニプラグLRケーブルを使って、「KB CV」出力をR(赤)側に、「Gate」出力をL(白)側につないで反対側のステレオミニプラグをvolca modularのCV-INにつなぎました。その信号は、すぐ左側にある2口のピンソケットから出力されて、音程を表す信号のCVは下側から、音のON/OFFを表す信号のGateは上側から出力されます。ここから何もつながないと、いくらキーボードの鍵盤を押しても音は出ません。CVを「SOURCE」の「pitch」につなぎ、Gateを「FUNCTIONS」の「gate」につないでようやくSWINGでvolca modularをコントロールして音が出せる状態になります。

準備作業はまだ続きます。コントロールできるようになったら、キャリブレーションという準備作業をする必要があります。毎度のことではありますが、「volca modular/CV入力のキャリブレーション方法」を参考にして準備作業を行いました。この後の音作りの作業のために、音量(VOLUME)以外のすべてのつまみを0にしておきます。作った音の設定などを保存しておく機能はないので、volca modularの「Supportダウンロード」のページから「ブランク・チャート」をダウンロードして、これに設定などを記録しておきます。昔、JUNO-106で作った音を保存したときも、チャートに書き込んでおくことはありました。それぞれの設定が数値として見えないので、各スイッチの位置で確認しておかないとどの設定をどの様に変更したかがわからなかったためです。
#キャリブレーションが終わった後、キーボードの「PITCH BEND」をいじると音程がずれてしまうことがあるようです。

ここから、しばし音作りに没頭しました。音の信号と制御の信号をどこにどのようにつなげるかを考えながら作業をしましたが、内部の配線とジャンプワイヤーでの配線とが頭の中で混乱してしまうことがあって、何度か「はじめからやり直し」となりました。それも含めて楽しく戯れることができました。完成したと言えるほどではないのですが、シンセブラス(低音)を作ってみたのでチャートにしておきました。

まだまだ使いこなせるようになったとは言えないので、時間を見つけて戯れてみたいと思います。それから、今回使ったキーボード(SWING)は、CV/GateとMIDIを同時に使うことができるので、手元にあるvolca modularとvolca fm2を同時にコントロールして音を出すことができることもわかりました。やってみたいことがどんどん湧いてきますね。(^^;;;

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