以前の続きです。KORGのvolcaシリーズをBehringerのSWINGというキーボードで鳴らしてみます。前回は、MIDIを使ってvolca fm2を鳴らしてみましたが、今回は、CV/Gateを使ってvolca modularを鳴らしてみます。
余談ではありますが、自宅にはいくつかの電子ピアノを含むキーボードやシンセサイザーがありますが、電子ピアノ以外で鍵盤の下が空いていないものは、ENSONIQ(←Wikipediaの記事)のTS-12(←英語です)くらいなもので、他のものは鍵盤の下が空いているものばかりを使ってきました。慣れてしまえばどうということはないのですが、個人的にはどうしても鍵盤自体の軽さが気になり、強く弾くと壊れてしまうのではないかと思ってしまいます。(鍵盤楽器はピアノから始めたので…)今回購入したSWINGは、ミニ鍵盤ながら下が空いていない作りになっていて、安心感があります。
というわけで、SWINGでvolca modularを鳴らすために、CV/Gateをケーブルでつないでいきます。これも以前にKORGのSQ-1(ステップシーケンサー)でvolca modularを鳴らしたときのことを思い出しながらつなぎました。備忘のためにつなぎ方を書いておきます。
SWING | volca modular |
Gate…○(◎のL側へつなぐ)□ | ◎ CV-IN…ステレオミニプラグ(TRS) |
KB CV…○(◎のR側へつなぐ)□ |
※volca modularの方は、「SOURCE」の(1)pitchをCV-INのCV側(下側)に、「FUNCTIONS」の(1)gateをCV-INのGate側(上側)につなぎました。
はじめにvolca modular側でキャリブレーションの設定を行います。それぞれのケーブル配線を済ませてからSWINGの電源を入れておきます。volca modularの方は、「volca modular/CV入力のキャリブレーション方法」を参考にしながら設定作業を進めます。
- volca modularの「PLAY」ボタンと「REC」ボタンを押しながら電源を入れる
- C4の「ステップ[4]」ボタンが点灯する
- SWINGのC4の鍵盤を押しながら、volca modularの「MEMORY」ボタンを押す
- C5の「ステップ[16]」ボタンが点灯する
- SWINGのC5の鍵盤を押しながら、volca modularの「MEMORY」ボタンを押す
- すべてのステップ・ボタンが点灯し、「REC」ボタンが点滅する
- 「REC」ボタンを押して設定を保存する
※操作の途中で「PLAY」ボタンを押すと、設定を保存せずに起動します。
この状態で、無事にSWINGからvolca modularをコントロールすることができるようになりました。最終目標は、キーボード(SWING)→Mac→SQ-1→volca modularで音を鳴らすことですが、この構成でも簡単な演奏ができることがわかりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿