前回の続きです。Arduino UNO R4 WiFiの動作確認をしています。Arduino UNO R4 Minimaの動作確認のときは、Linux版のArduino IDEで動かすことができなかったところで終わっていたのですが、今回、R4 Minimaでの再チャレンジも併せてR4 WiFiの動作確認もしていきたいと思います。
#いつものLinuix Mintで動かしている自作PCで検証します。
まず、Linux版Arduino IDE(2.3.6)を起動して、改めて「Arduino UNO R4 Boards(1.5.0)」をインストールすることにします。「ボードマネージャ」で「UNO R4」を検索して、「Arduino UNO R4 Boards」を選択して「インストール」ボタンをクリックします。以前うまく行かなかったときから、R4 Minimaへの対応状況に変化があるか確認するために、「ツール」メニューから「ボード:」を「Arduino UNO R4 Minima」に、「ポート:」を「/dev/ttyACM0(Arduino UNO R4 Minima)」に設定しました。「ファイル」メニューから「スケッチ例」→「01.Basics」→「Blink」を開いてLチカ動作確認をしてみます。残念なことに、R4 Minimaでは、まだdfu-utilのDFUエラーが解消されておらず、エラーが出てしまって書き込むことができませんでした。
ダメ元で、ボードをR4 WiFiに交換して動作確認をすることにしました。「ツール」メニューから「ボード:」を「Arduino UNO R4 WiFi」に、「ポート:」を「/dev/ttyACM0(Arduino UNO R4 WiFi)」に変更して、「→(コンパイル&書き込み)」ボタンをクリックしてみました。すると、問題なくプログラムを書き込むことができてLチカ動作確認ができてしまいました。\(^O^)/(一人で勝手に盛り上がる)
こうなると、Linuxで使えないR4 Minimaが不便(不憫)に感じます。ファームウェアのアップデートで解決するかもしれないと考えて試行錯誤してみましたが、アップデートできるArduinoの種類が決まっているようです。詳しくは、公式のサポートページ「Use the Firmware Updater in Arduino IDE」に情報がありました。現時点では、R4 Minimaのファームウェアアップデートには対応していないようです。
#R4 WiFiの方は、Linux MintでもMacBook ProでもArduino IDEを使ってファームウェアアップデートができました。
R4 WiFiの方は、MacBook Proでの動作確認で使用した「PlayAnimation」をLinux版Arduino IDEで開いて無事にコンパイル&書き込みができました。調子に乗って、以前はできなかった「Arduino UNO R4 WiFiを使って、ネットから日時取得 のプログラム」を持ち込んで、ダメ元でコンパイル&書き込みをしてみたところ、問題なく動いてしまいました。(狂喜乱舞!)どうやら、プログラムの書き込みが完了したor書き込まれた状態で電源をつないだときに、Wi-Fiにつなぐことを試みているようなのですが、そのタイミングでうまくWi-Fiにつながることができないと、それ以降はもう一度電源をつなぎ直す以外にWi-Fiにつなごうとしてくれなくなるようでした。
#参考にしたプログラムを少しいじれば、解決するかもしれませんが…。
そんなことならと思い、MacBook Proの方でも再度チャレンジしてみましたが、コンパイル&書き込みの後、何度か電源をつなぎ直すと動いていることが確認できました。いろいろと試行錯誤させられましたが、うまく動かなかった原因がプログラムの問題ではなかったとわかってホッとしました。つまずきの原因が、意外と単純なことだというのはよくあることなのでよしとします。
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